11月8日はいい歯の日!お口の健康について考えましょう
2022/11/08
日本歯科医師会は1993年より、11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせから「いい歯の日」と設定しました。厚生労働省も改めて「8020運動」を推進しており、お口の健康への注目が高まっています。
人生100年時代とも言われる今、いつまでも美味しく楽しく食事をとるためにも、お口の健康について考えてみましょう!
8020運動とは?
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」というのが「8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動」のスローガンです。1989年に当時の厚生省と日本歯科医師会が、それ以前によく使われていた「一生自分の歯で食べよう」という標語を数値目標化することで開始されました。
「80」は提唱当時の日本人の平均寿命に当たり、ほぼ一生という時間を象徴した数値でもありました。しかし現在の平均寿命は80を上回るようになったため、より健康な高齢期を過ごすための目安という意味合いに変化しつつあります。 「20」は自分の歯で食べられるために必要な歯の本数を示しています。歯の本数と食品を噛む能力に関する調査*によれば、大体20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でも満足に噛めることが明らかになっています。
*厚生労働省 平成25年国民健康・栄養調査報告
歯の健康は全身の健康にもつながる
年を取っても楽しく食事できることはもちろん、食べるということは元気に動くために欠かせないことです。その食事をするために必要なのが「歯」です。
高齢になると、体重や筋力が減少したり、抵抗力が下がり、風邪などの感染症にかかりやすくなることもありますが、こうした衰えについても日々の食事が影響してくるそう。しっかり食べることができるということが、健康の基本です。
そして、口内環境が良ければ病気のリスクも減ると言われています。 近頃では糖尿病や認知症、肝硬変、心内膜炎や関節リウマチなども歯周病菌が関係していることがわかっており、歯の健康を守ることが生活の質を維持し、全身の健康へもつながるのです。
健康な歯を守るためには、食後の歯みがきなど日頃のケアが大切です。
自分に合ったハブラシの選び方
みなさんは普段、どんなハブラシを使っていますか?
ハブラシにはたくさんの種類がありますが、自分に合ったハブラシとはどんなものか知りたいですよね!そこで、ここではハブラシ選びのポイントをお伝えします。
歯ブラシ選びのポイントは「かたさ」、「毛の種類」、「ヘッドの大きさ」の3つが基本です。
① かたさ
歯茎が弱っている人は“やわらかめ”、健康な人は“ふつう”を選びましょう。“かため”が好みの人はブラッシング圧に注意して使うようにしましょう。
② 毛の種類
対策したい悩みに合ったものを選ぶのが◎。歯周病対策などであれば、歯と歯茎の境目などの細かい部分まで届くような毛先が細いタイプを。プラークを落とすことを重視する場合はラバー素材のものなど、悩みに特化したハブラシを選ぶようにしましょう。
③ ヘッドのサイズ
基本は前歯の2本分くらいが目安。奥歯をしっかりみがきたい人は、ヘッドが奥まで届きやすい小さめや薄型のものを。歯ブラシを細かく動かすのが苦手な人は大きめを選ぶのもありです。
子どもの場合は、市販品では対象年齢などが記載されているものもあるので、選ぶ際の参考にすると良いでしょう。まだ大人が仕上げみがきをしてあげる必要がある場合は、仕上げみがき用として、大人が操作しやすいネックが長めでヘッドが小さいものを選ぶとみがきやすいですよ。
3つのポイントを参考に、年齢や個人のスキルに合わせてハブラシを選んでみてください。迷ったときは歯科医に相談するのもおすすめです。
〜おすすめハブラシ〜
歯と歯の間や、歯と歯茎の間に届きやすく、汚れをしっかりかき出せる超極細毛タイプ。
中央2列は超極細毛&フラット毛、外側2列は歯茎にやさしいソフト毛を高密度に植毛。2つの毛先を、高さを変えて植毛することで歯茎にはやさしく、汚れは逃さない設計。
デリケートな歯茎をやさしくマッサージ。ふつうのブラシより細い毛を高密度に植毛することで、コシがやわらかでソフトにみがけるタイプ。
細かいすき間の汚れもすっきりみがける超極細&フラット毛。
歯磨きのコツ
お口の健康を守るためには口腔内を清潔に保つのが基本。ハブラシによるブラッシングが汚れを落とすために欠かせないケアなのです。 そこで、正しい歯のみがき方のポイントをおさらいしましょう!
① ハブラシは小刻みに動かす
歯と歯の間の汚れや歯と歯茎の間、歯の表面をみがくときもブラシは小刻みに動かすのが基本です。小刻みに動かすことで細かいところまでみがくことができます。
② 表面と裏側でハブラシを入れる方向を変える
歯の表面は歯と歯茎の境目にブラシを当て、横方向に小刻みに動かします。裏側は縦にハブラシを入れ、角を使って、歯と歯茎の境目や歯と歯の間をみがくようにしましょう。
③ ハブラシを当てる角度
ハブラシは歯に対して垂直に当てる場合と斜め45度くらいに当てる場合があります。歯と歯茎の境目が歯周病のはじまりになる部分なので、しっかり汚れを除去するために、みがいている位置を鏡などで確認しながらみがくのが良いそうです。自分に合ったみがき方は歯科医院で指導してもらうのがおすすめです。
ハブラシにプラスして、デンタルフロスや歯間ブラシをプラスすると、よりキレイに汚れを落とすことができます。外出時や時間の都合もあるため、歯みがきのたびに行うのは難しいと思うので、1日1回、取り入れやすいタイミングで行うと良いでしょう。夜、寝る前になど決めて行うと習慣化できますよ。
〜おすすめ歯間清掃具〜
Y字型で奥歯にも使いやすい。ゆるく張ったフロスが歯茎にやさしく、歯間の歯垢を除去します。
歯と歯茎にやさしく、金属ワイヤータイプが不安な人にもおすすめのソフトラバータイプ。ブラシ部分が半円形のジグザグタイプで歯間の汚れをしっかり取ります。
口臭が気になる人は…
口臭にはさまざまな原因がありますが、お口の中の食べカスなどを菌が利用して発する成分が原因の場合も多くあります。その場合は、食べカスをブラッシングでしっかり取り除くことに加え、仕上げに洗口液などを使用することで、お口の中に残った食べカスなどを洗い流すことができます。
より丁寧な口臭予防をしたい人は、マウスウォッシュなどを歯みがきあとの習慣にするのもおすすめです。
しっかり洗浄しても口臭がひどい場合は歯科医をはじめとする医師に相談してみましょう。
ポンプノズル式で使いやすい! 天然甘味剤のキシリトール配合で、スッキリ爽快なマイルドミント風味。お口の汚れを洗浄し、口臭を防ぐ口内洗浄液。歯みがきあとのすすぎ仕上げ新習慣に。
11月8日のいい歯の日以外にも4月18日はよい歯の日、6月4日は虫歯の語呂合わせにちなんで虫歯予防デーなど、歯にまつわる記念日はいろいろあります。こういった記念日を機会にデンタルケアを見直してみるのも良いかもしれませんね!
毎日のケアはもちろんですが、歯周ポケット内の清掃や歯石の除去は自力で行うのは難しいため、定期的に歯科医院でクリーニングや検診を受けるようにしましょう。
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