UVケアの基礎知識を身につけて、日焼け止めを選ぶ
2022/6/10
※※matsukiyo ポリュバリアUVジェルは廃番になりました※※
気温の上昇とともに、日差しも強くなりはじめ、紫外線が気になる季節。紫外線は1年中降り注いでいますが、4〜8月が特に強く、ピークの時期です。国内の紫外線量は年々増え続けているので、紫外線から肌を守る方法はしっかり身につけておきたいところ。
外的要因による肌老化の7割は紫外線の光老化とも言われています。紫外線を浴びていなくても、加齢による老化は起こりますが、日に当たる機会が多い手の甲や顔にはその影響を大きく受けることがあります。
そこで今回はUVケアの基礎知識から日焼け止めの選び方・使い方までご紹介します!
紫外線対策のポイントは?
日傘、サングラス、UVカットの洋服、ストールやスカーフ、手袋、日焼け止めなどが紫外線対策には有効です。 紫外線による影響を防ぐためには、肌に紫外線が当たる量を少なくすることが大切。そのため、UVカットのカーディガンを羽織ったり、手袋などでガードするのも手。
日傘や帽子は上からの直射光を防ぐためには有効ですが、壁や地面で反射した反射光までは防ぐことができないので、プラスで日焼け止めを塗るなどのケアをするとより良いですね。
①肌の露出を減らす
②日傘や帽子、サングラスなどの小物を利用する
③日焼け止めを塗る
SPFとPAとは?
日焼け止めを選ぶとき、SPFとPAの値に注目している人も多いと思います。そこで、SPFとPAとは何を表しているのか、確認していきましょう。
SPFとは…
短時間で肌に赤みや炎症を起こし、黒化につながりやすくなるUVB(紫外線B波)を防ぐ効果数値のこと。UVBの影響が肌に現れるまでにかかる時間は15〜20分とされていて、SPFの数値に15〜20をかけることで、肌に影響が現れるまでの時間をどれだけ引き延ばせるかがわかります。数値が大きいほどUVB波に対する防御効果が高く、1~50+まである。日本では50以上のものは50+で表記されています。
PAとは…
一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安。「+」の数が多いほどUVAに対する防御効果が高いことを表し、4段階で表示されています。
日焼け止めの選び方
日焼け止めにはSPFとPAの値だけでなく、乳液やジェルなどの形状の違い、ウォータープルーフタイプなど、さまざまな種類があります。それぞれどんなシーンに適したものなのか、選び方のポイントを紹介します!
ちょっとした散歩やお買い物など日常生活用であればSPF10〜30、PA+〜++程度のもので十分です。屋外での軽いスポーツやレジャーにはSPF10〜30、PA++〜+++。炎天下でのマリンスポーツやレジャーなどにはSPF30〜50、PA+++〜++++がおすすめです。
紫外線が強い海やプール、屋外レジャーやスポーツのシーンでは高SPF値のもので、水や汗でも落ちにくいウォータープルーフのものを選ぶといった工夫も良いでしょう。
「日焼け止めを塗ると肌が乾燥する」「肌への負担が気になる」という方は普段の石けんやボディソープで落とせるタイプや、スキンケア効果があるものなどを選ぶのがおすすめです。 美白ケア、シワ改善効果があるものなど、UVカットと同時に肌悩みに合わせた+αのケアができるものもあるので、目的やシーン、好みの質感のものを探してみてください。
赤ちゃんや子どもに使用する場合は、赤ちゃんや子ども向けに作られているもの、「○歳から使用できます」などの表記があるものを選びましょう。
有効成分ナイアシンアミドを配合した「シワ改善」ができる高機能日焼け止め。
保湿効果の高い保水有効成分「ヘパリン類似物質」を配合し、うるおいも保つ日焼け止め。乾燥が気になる方におすすめ。
紫外線カット効果に加え、スキンケア成分配合で角質層のバリア機能の働きをサポートし、うるおいを保ちます。
日焼け止めきちんと塗れていますか?
日焼け止めは、ただ塗ればいいというわけではなく、正しく使わないと効果が得られないことも!
ポイントを押さえて、日焼け止めの正しい使い方をマスターしましょう。
推奨された使用量を使う
日焼け止めは十分な量を塗らなければ効果が落ちてしまうため、少し多いと感じるくらいの量を塗りましょう。「ベタつくから…」と使用量を減らすと、十分な紫外線防御効果は得られません。ベタつきが気になる場合はサラッと仕上がるタイプを選ぶのがおすすめです。すり込むように薄くのばしてしまうのもNG!
ムラなく塗る
ムラがあると薄く塗ったところだけダメージを受けてしまいます。手が届きにくいところは家族や友人、パートナーなどに塗ってもらうようにしましょう。顔に塗るときは小鼻周辺や髪の生え際にムラができやすいので、丁寧になじませましょう。
塗り残しがないかチェック
耳や襟足などの生え際、デコルテにもしっかり日焼け止めを塗りましょう。地面からの照り返しによる影響もあるので、一見塗る必要がないと思う部分もしっかり塗りましょう。塗り残しはうっかり日焼けの原因にもなるので、気をつけましょう。
必要に応じて塗り直す
汗をかいたりすることで日焼け止めは流れ落ちます。日焼け止めの効果を保つためにも、2〜3時間おきに塗り直すのがおすすめです。肌が濡れているときは、しっかり水気を拭き取ってから塗りましょう。
日焼け止めを塗る習慣をつける
日差しが強いから日焼け止めをつけるという方が多いかもしれませんが、紫外線は曇りの日も雨の日も、降り注いでいます。窓ガラスを通っても70%ほどは屋内に届くので、家にいるときもUV対策が必要です。乳液や美容液、化粧下地などでUV対策ができるものもあるので、活用するのがおすすめです。
紫外線を浴びてしまったら
日焼けをして赤くなってしまったら、擦ったり、刺激を与えないように気をつけながら、患部を冷やしましょう。そのあとはたっぷり保湿を。
赤くなっていなくても、熱を持っているときは同じように「冷やして保湿」がアフターケアの基本です。まずはほてりを鎮めて、肌を落ち着かせることを優先しましょう。
痛みや水ぶくれなどができた場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
日焼け止めは目的やシーンに合ったものを選び、正しい使い方をしてこそ効果を発揮します。
自分の使用方法に気になる点があった方は、見直して、紫外線から肌をしっかり守りましょう!
たくさん日差しを浴びてしまったと感じた日は、保湿ケアも忘れずに。
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