春はなぜ眠くなる???
2024/3/11
ポカポカ陽気にさそわれてついウトウト…なんてことありませんか?
春は眠くなりやすい季節ですが、実は理由があったのです。春に眠くなる原因と春の睡眠トラブルを解消するポイントもあわせてご紹介します。
■目次
春はなぜ眠くなるのか?
やわらかい陽の光や花々も芽吹き、気分も明るくなる春は気持ちよく眠れそう。
しかし、夜しっかり睡眠をとったはずなのに、日中に眠気に襲われるのはちょっと困ったもの。
みなさんも春にそんな経験をしたことはありませんか?なぜ春はほかの季節より眠くなるのでしょうか?
そこには、実は過酷な春の環境に原因があるのだとか。
今回は、春に眠くなる4つの理由を解説します。
★生活環境の変化
春といえば入学や入社など新学期シーズン。
初めての人との出会いや環境の変化が多くなる季節でもあります。
慣れない環境というのは、無意識のうちに疲れやストレスが溜まっていることもあり、快適な睡眠を妨げる原因になっていることも。
★アレルギー症状
春のアレルギー症状として有名なのが花粉症。さらに春は黄砂やPM2.5などのアレルギー症状を引き起こす物質が多く飛散します。
くしゃみや鼻水が止まらず寝苦しい、かゆみで寝付けないなどが原因による睡眠不足があげられます。
アレルギー症状を抑えるために飲んだ薬の副作用によって日中に強い眠気に襲われることも。
★寒暖差
ぽかぽか日差しが暖かい日もあれば、冬のような寒さの日もあったり、春は寒暖差が激しい季節です。
急な寒さなどで体調を崩す人も多いと思いますが、気温差についていけない身体は自律神経も乱れやすい状態。
通常は活動モード優位の交感神経とリラックスモード優位の副交感神経がうまく切り替わることで活動から休息へシフトしますが、このバランスが崩れると睡眠に影響が出やすくなってしまいます。
★日照時間の変化
冬から春は日照時間も変化します。そのためホルモン分泌が変化して睡眠のサイクルも崩れやすくなります。
人間の身体は太陽の光を浴びることで目を覚ますスイッチが入る仕組みになっていますが、この周期に関係しているのがメラトニンとセロトニンというホルモン。
メラトニンは夜の睡眠を、セロトニンは日中の覚醒を司る物質ですが、朝起きて十分な朝日を浴び、目に光が入ることでセロトニンが分泌されます。
そして13〜15時間後、日中に分泌されたセロトニンを原料にメラトニンが作られるのです。
日照時間が減少する冬はセロトニンの分泌が減少することが睡眠に影響するという問題も起こりますが、日照時間が増加していく春は日の出と日の入りの時間の変化が影響を与えるようです。
春の睡眠トラブル
さまざまな要因があって、実は快眠しにくい季節の春。日中の眠気や寝つきが悪くなることのほかにぼーっとしたり、落ち込みやすくなるなんていうことも睡眠不足の影響の可能性があるのです。
睡眠不足だと心理的なストレスを受けやすくなったり、情緒不安定になりやすかったりすることもあるそう。
脳のはたらきが鈍くなり、理性や冷静さが失われて感情的になったり、ネガティブになったり、メンタルにも影響を及ぼす春の睡眠トラブル。
しかし、それが春のせいなのか、自分自身の生活習慣のせいなのかは判断が難しいところ。
春先でなんとなく眠い、くらいであれば大丈夫だと思いますが、春以外も慢性的に眠い人、眠気が日中の仕事や勉強に影響する人、寝たのに休んだ感じがせず疲労感が取れない人は慢性的な睡眠不足が疑われます。
解決策は?
春の睡眠トラブルも慢性的な睡眠不足も、とにかく睡眠の質を上げることが大事。そこで、ここからは心地よい睡眠を得るためのTipsを紹介します。
★香りの力を借りる
香りは五感のなかで唯一、脳へダイレクトに伝わる感覚です。
その特性を活かして自律神経のバランスを整えましょう。夜は眠りモードにするためにラベンダー、ベルガモット、カモミール、ヒノキ、オレンジなどの香りを嗅いで副交感神経を優位に。
シャキッと目覚めたい朝や日中スッキリしたいときはミント、グレープフルーツ、ローズマリー、ローズウッドなどの交感神経を優位にする香りを嗅いでみてください。
★寝具の見直し
快適な睡眠のために注目してもらいたいのが寝具です。
1日の中で寒暖差が激しい春は、ほどよい厚みのある綿毛布や薄めの羽毛布団を用意して温度調節するのがおすすめです。
花粉症が辛い人は、花粉が付きにくいタイプの布団や枕のカバーなど花粉対策ができる寝具もあるので、試してみるのも手。
★昼寝
日中眠くてぼーっとしてしまう人は思い切って昼寝をするのがおすすめです。
ただし、昼寝は15時までに20分以内で行うこと。ベッドや横になって眠ると深い眠りに入ってしまうこともあるので、座った状態で寝るなどの工夫をして昼寝をしてみてください。
目覚めるタイミングでカフェインの覚醒効果が現れるように昼寝前にコーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物を摂るのもおすすめです。
★光の効果
日照時間の変化のところでもお伝えしましたが、朝起きて太陽の光を浴びることが目覚めと夜の睡眠スイッチにも影響します。
朝起きたら目の中に太陽の光を入れて、気持ちよく活動モードに切り替えましょう。逆に夜は光を抑えて睡眠モードに切り替えられるようにしてください。
就寝1時間前くらいから照明は暗くするというのがベスト。
注意したいのはスマホの光です。
スマホやパソコン、タブレットなどから発せられる光によって、脳が昼間だと錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制される恐れがあるので、寝る直前までスマホをいじる習慣がある人は改めるのが質の良い睡眠への近道と心得て。
★寝る前の習慣
眠る1〜2時間前から脳をリラックスさせることが大切になります。
好きな音楽を静かに流したり、本を読んだり、副交感神経優位に切り替えてくれる香りを嗅いだり、ゆったりとしたストレッチで身体をほぐすのも◎。室内の照明を暗くするのも効果的です。
寝る前にココアを飲むと良いという説もあります。
ココアに含まれるテオブロミンには体をリラックスさせる効果があると言われているためです。
ただし、ココアにはわずかにカフェインが含まれているため飲み過ぎには気をつけましょう。
ココアのほかにも温かい飲み物や睡眠をサポートする飲料などを飲むのも良いでしょう。
寝る前習慣におすすめのマツキヨココカラ商品
入浴のタイミングが寝る1〜2時間前とはズレてしまう人は、代わりにノンカフェインの温かい飲み物を飲んで深部体温を上げておくのもおすすめです。
マツキヨココカラで購入できる、寝る前におすすめの飲み物はコチラ!
北海道産羅臼昆布100%使用。凝縮した羅臼昆布の旨味とこくが味わい深いこんぶ茶です。
お茶として飲むだけでなく、調味料としても使えるのも便利です。
昆布茶は塩分が少なく、カロリーも低いので、ダイエット中などでカロリーが気になる人にも。
マツキヨオリジナルの新タイプのエナジードリンク。起床時の疲労感や眠気を軽減します。
さっぱりと飲みやすいシトラスハーブ風味のノンカフェイン。睡眠サポート成分としてL-テアニン、GABA、グリシンを配合した機能性表示食品。
春は眠気が起こりやすい季節です。
ご紹介したようにさまざまな原因があるため、眠くなりやすいのは仕方がないこと。
解消法などを参考にうまく付き合って行きましょう。自身に合った改善方法を試してぐっすり眠れる春にしましょう。
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