COLUMN

食欲の秋到来!ついつい食べ過ぎてしまうのは…

2022/9/16

“食欲の秋”とも言われますが、夏の暑さも和らぎ、秋の恵みもたくさん目にするようになると、食欲も湧いてきますよね。
そうすると、ついつい食べ過ぎてしまった、なんてことも。それに伴い体重が増えてしまったという経験がある人もいるかもしれません。
そこで今回は、なぜ秋になると食欲が増すのか?秋に食べるべき旬のもの、食べ過ぎ対策なども紹介していきます。

秋に食欲が増すのはなぜ?

秋の食欲増加には、いくつか理由があると考えられています。その理由を見ていきましょう。

①夏バテで低下していた食欲が回復する
②秋から冬にかけて体温を保つために基礎代謝が上がるため
③おいしそうな秋の味覚が出はじめる
④冬に向けて栄養を蓄えようとする
⑤セロトニンの影響

① 夏バテで低下していた食欲が回復する

過ごしやすい気候になるとともに、暑さや夏バテなどで低下していた食欲が回復するため、自然と食欲が増したと感じると考えられています。夏バテは食欲不振や疲労感などの特徴もありますが、夏が終わって気温が下がると、失われていた食欲が湧いてきます。

② 秋から冬にかけて基礎代謝が上がるため

体の機能として、外気温が下がると、体温を保持できるように自然と基礎代謝が上がります。涼しくなるとじっとしているだけでも、熱を造り出さなければいけないため、夏よりも多くのエネルギーを消費します。基礎代謝が上がると、その分たくさんのエネルギーを消費するため、体は失ったエネルギーを補うために食欲が増すと考えられています。

③ おいしそうな秋の味覚が出はじめる

「実りの秋」とも言うように、秋にはたくさんの食材が旬を迎えます。そのため、おいしそうな食べ物を目にする機会も増えます。おいしそうなものを見て食欲が増すのは自然なことなので、秋は食欲が増すタイミングなのだという説もあります。

④ 冬に向けて栄養を蓄えようとする

人間は、次にやってくる冬の寒さを乗り越えるために、秋のうちから栄養やエネルギーを蓄えようとして、食欲が増すとも考えられています。

⑤ セロトニンの影響

脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンは、精神を安定させる作用があるとされています。そして、別名“幸せホルモン”とも言われていて、満腹感を与えて、食欲を抑える働きもあるのだそう。セロトニンの分泌量は日光に当たる時間に比例して増えるため、秋は夏に比べて日照時間が短くなり、セロトニンの分泌が減ることで、食欲増加につながると考えられています。

体にも◎!秋に食べたい旬のもの

いも、栗、かぼちゃにリンゴやブドウ、梨に柿。松茸などのきのこ類に加えて、脂がのった秋刀魚も旬です!
食べ過ぎには注意したいものの、旬の食材はその時期に食べるメリットもたくさんあります。

まずは新鮮で美味しいこと!香りや旨味が豊かに感じられるため、調味料を控えめにして、素材そのものの味を生かして調理するのも良いでしょう。

次は栄養価が高いこと。食材の栄養価は季節ごとに変化しています。そして、旬の野菜にはその季節に体が必要とする成分が含まれていることも多いとされるため、季節に応じて旬の食材を選ぶのがおすすめです。

【秋刀魚】

秋刀魚は秋という漢字も使われているように、秋が旬の魚です。 体内で合成できない不飽和脂肪酸のひとつで、脳の神経細胞の情報伝達をスムーズにするはたらきがあるとされて注目されているDHAや、善玉コレステロールを増やすはたらきがあるとされるEPA、良質のタンパク質や鉄分、ビタミンA、ビタミンDやカルシウムも含まれています。

【サツマイモ】

焼き芋以外にもご飯に混ぜたり、スイートポテトにしたりと食べ方のバリエーションも豊富です。 抗酸化作用があるとされるビタミンCやポリフェノール、体内の糖質の酸化を防ぐことが期待されるビタミンE、腸内環境を整えてくれる食物繊維も多く含まれています。

【きのこ】

種類によって含まれる栄養素に違いはありますが、ビタミンB群、ビタミンD、カリウムやミネラル類に加え、食物繊維も比較的多く含まれています。

旬の野菜は生産量も多いため、ほかの季節より価格を安く手に入れられることもメリットです。物価の高騰が続いている今、家計にやさしい価格で入手できるとうれしいですよね。

食べ過ぎには注意!

秋はおいしいものが揃い、ついつい食べ過ぎてしまうなんてことも。
とはいえ、食べ過ぎは体に良いとは言えません。食べ過ぎてしまうと、数値としても目に見える変化として現れますし、気になる人も多いでしょう。

また、胃への負担も大きくなり、消化不良を起こしてしまうこともあります。

そのため、ここからはそんな後悔をしないためにも、食べ過ぎを防ぐためのコツを紹介していきます。

・腹八分目を心がける

食欲の秋に限らず、普段の食事で心がけたいのが腹八分目。「もう少し食べられるな」と思っても、まず一時停止。本当に食べたいのか、空腹レベルを確認するようにしましょう。

・カロリーセーブの工夫

低カロリーのものを選べば、少し多く食べてしまったとしても、満足感を得ながらカロリー量をセーブすることができます。 スイーツは、油分の少ないものを選んだり、スイーツを食べたら食事で油分を控えるなど、帳尻合わせをする方法なら、無理せずカロリーをコントロールできるでしょう。

・最初のひと口は野菜にする

野菜や低炭水化物、低糖の食品をはじめに口にすると、食べ過ぎを抑えるのに役立つと言われています。野菜は繊維質も多く、噛みごたえがあるものも多いため、必然的に噛む回数が増えます。少ない量でも満腹中枢を刺激して、満腹感を得ることができ、ドカ食いや食べ過ぎを防ぐことにつながります。 きのこ類は秋が旬の食べ物なうえ、低カロリーなのでおすすめです。

・ゆっくり食べる

早食いは、気づかぬうちに食べ過ぎてしまう原因になります。味の濃いものや油が多いものは、口に入れた瞬間においしいと感じやすく、早く飲み込んでしまいがちです。よく噛んで食べていないため、消化器官にも負担をかけてしまうことにもなります。 ゆっくりと、よく噛んで食べることで満腹感を覚えて食べ過ぎを抑制できるとされています。 おいしいものは食感や香りを堪能することで満足感も得られるため、きちんと味わって食べることで、食べる量を減らすことができそうです。

食べ過ぎてしまいそうな人におすすめ

食べ過ぎは良くないと思いながらも、ついついということもありますよね。あとは「今日は好きなものを食べていい日」と決めたときなど、ちょっと食べ過ぎてしまいそうなときに取り入れたい商品をご紹介します。

マツキヨココカラの管理栄養士監修のもと開発されたサプリメントシリーズ。中性脂肪を低下させる機能があるとされる、機能性関与成分DHAとEPAが含まれています。持ち運びにも便利なパウチタイプ。

糖質や脂質、炭水化物対策に役立つイヌリン、ギムネマシルベスタエキス、キトサン、サラシアエキスなど9種類のダイエット素材を配合。「好きなものを我慢せずに美味しく食べたい」という人のうれしい味方。

カロリーゼロ、糖類ゼロの自然派甘味料。砂糖と同じ甘さで代替として使いやすい。カロリーは制限したいけど、甘いものは食べたいという人にも。

秋というだけで、いつもよりご飯がおいしく、幸せを感じるという人もいるのではないでしょうか。あれもこれも、旬のうちに食べたいですよね!

過ごしやすい気候の秋にはレジャーやスポーツなどで体も動かし、食べすぎには注意しながら、季節のおいしいものを楽しみましょう!

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