在宅避難を可能にする備蓄品おすすめ10選|防災のプロが試してレビュー!

公開日:2025年7月9日

地震などの災害が起こったら、「まず避難所へ逃げるべき」と考えている人は多いでしょう。しかし、避難所の数や避難所に収容できる人数にはどうしても限りがあり、避難所に行ったからといって必ずしも、自分の生活スペースが確保できるとは限らないのです。また、人が密集することによって、感染症などのリスクが上がり、窃盗や性犯罪といったトラブルも起こりやすくなります。

そこで、自宅にいても安全が確保できるのであれば、「在宅避難」という選択肢をより多くの人に持ってほしいと思っています。住み慣れた場所で復旧を待つほうがストレスも少なくてすみますし、一人ひとりが在宅避難の選択をすることで、あらゆる面でリスクの低い「分散避難」も可能になるからです。

在宅避難を可能にするために必要なのは、第一に十分な量を備蓄しておくこと。本記事では、備蓄の正しい考え方やおすすめの備蓄品について、防災のプロが解説していきます。

この記事の監修者
防災士/Webライター
原田 怜果
防災と地域の高齢化・過疎化に関心を持ち、2023年防災士を取得。以後、一般社団法人地域安全協会代表理事 山本一氏に師事。現在は「防災を日常に」をコンセプトに、一人一人の防災力(自助の力)を高めるべくライターとして防災知識の普及活動を行う。

本記事にて紹介している商品情報は2025/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

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発災=避難所ではない。災害時に備えた備蓄は各家庭で行おう

東京都防災ホームページによれば、東京都内にある避難所は約3,200ヶ所、収容可能人数は約310万人です(2023年4月1日現在)。一方で、都内の人口は1,400万人を超えており、避難所の数は圧倒的に足りていないのが現状です。もしものとき、「避難所に行けば身の安全が確保される、一時的な生活が保障される」といった考えでいることが、どれだけハイリスクであるかおわかりいただけるでしょうか。

そもそも避難所とは、自宅では安全が確保できない人、自宅を失ってしまった人などが一時的に身を寄せる場所です。そして、避難所に人が集まれば集まるほど、感染症や災害関連死、犯罪被害のリスクも高まってしまいます。

本当に困っている人が避難所を使うためにも、次の3つの条件をクリアできているのであれば、「在宅避難」という選択をしていただくのが賢明です。

〈「在宅避難」が選択できる3つの条件〉

  • 住宅の耐震性が高いこと(築年数と目視で確認)

  • 住宅のある土地の浸水リスクが低いこと(ハザードマップと目視で確認)

  • 防災備蓄が十分にあること

ここで言う“十分な防災備蓄”とは、「家族全員が最低3日、できれば1週間は、電気・ガス・水道がすべて止まってしまった状況でも生きられるだけの備蓄」を指します。

災害に備えた備蓄品の選び方

以降では、実際に災害が起こった際、あらゆる場面に対応できるような備蓄品選びのポイントを項目ごとに解説していきます。

【食料品】ローリングストックとバリエーションを意識しよう

食料備蓄の基本は、ローリングストックです。ローリングストックとは、「普段から食べるものを少し多めに買う→古いものから消費する→なくなった分だけ買い足す」という循環を繰り返すことにより、常に一定の備蓄がある状態をつくる手法を言います。

ローリングストックを意識すれば無理なく備蓄を習慣化できますし、災害が起こった際、備蓄の期限切れや防災食が口に合わず食べられないといった状況も防げます。

また、新鮮な肉や魚、野菜などが手にはいりにくい災害時は、炭水化物過多になり、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しがちに。災害時にも健康を害することがないよう、普段から「まごわやさしい」を意識してバリエーション豊富な備蓄が心がけられるとよいですね。

たんぱく質や食物繊維がとれる
例)豆の乾物、大豆の水煮、あずきの缶詰、高野豆腐、きな粉
ごま(ナッツ類) たんぱく質やミネラルがとれる
例)ごま(乾燥)、練りごま、アーモンドやくるみなどのナッツ類
わかめ(海藻類) ビタミンやミネラルがとれる
例)乾燥わかめ、乾燥ひじき、乾燥昆布、のり
野菜 ビタミンやミネラルがとれる
例)根菜類、野菜のフリーズドライや水煮、青汁、野菜ジュース
たんぱく質やミネラルがとれる
例)魚の缶詰、鰹節、にぼし
しいたけ(きのこ類) ビタミンやミネラル、食物繊維がとれる
例)乾燥しいたけ、マッシュルームの水煮
いも 糖質を多く含むが、同時にビタミンやミネラルも摂取できる
例)じゃがいも・さつまいもなどのいも類(そのままでも日持ちする)

さらに、十分な食料に加えて、カセットコンロやガスボンベが備えられているとベストです。これらがあるとお湯が使えるようになり、災害時に食の選択肢を増やせます。

【日用品】見落としがちなトイレ・ゴミ対策やライフラインの寸断も考慮に

日用品を備蓄するときのポイントは、電気・ガス・水道といったライフラインの寸断に対応できることです。過去の災害経験から、ライフラインのうち、もっとも復旧に時間がかかるのは水道だと言われています。ペットボトルの飲料水など普段から十分な水の備蓄を心がけておくのはもちろんのこと、ウォーターサーバーや給水タンクなども備えておくとよいでしょう。

ライフライン 復旧までの期間 寸断に備えた備蓄例
電気 比較的早い モバイルバッテリー、蓄電池、電池式ライト、乾電池、手回し充電器
ガス 時間がかかりがち カセットコンロ、ガスボンベ
水道 時間がかかる 飲料水(ペットボトル)、ウォーターサーバー、給水タンク

また、飲料水や食料と並び、備蓄品の中でも最重要と言えるのが、実は簡易トイレです。避難所では収容人数に対して圧倒的にトイレの数が少なく、それが避難所生活を過酷にする大きな要因の一つとなっています。水道が止まっても問題なく使用できるように、1人当たり1日5~6回トイレに行くことを想定して、十分な簡易トイレの備蓄をしておきましょう。

さらに、災害時はゴミ収集も遅れがちになります。凝固剤(トイレ用)や防臭剤、防臭袋、大容量のポリ袋など、ゴミ・ニオイ対策も考慮して備蓄を行いましょう。

【季節ごとの防災アイテム】夏は災害関連死の原因になる熱中症対策が必須

近年の夏は、気候変動の影響により想像を超える暑さとなっています。これからの季節、電気が使えない中でも暑さや熱中症に対応できるような備えをしておかないと、命の危険があるといっても過言ではありません。

電気・ガス・水道を使わずに体を冷やせるような冷却グッズ、日差しや日光を遮るグッズ、吸水性や速乾性にすぐれた下着、手軽に塩分が補給できるものなども、備蓄品リストに入れておきましょう。

備蓄品おすすめ10選|プロが試してレビュー

ここからはおすすめの備蓄品を紹介します。また、とくに気になった商品を防災士が実際に試して感想も記載していますので、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。

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1.低糖質なのに食物繊維や不足しがちな鉄分が豊富「matsukiyo LAB 糖質17.5gオートミール」

matsukiyo LAB
糖質17.5gオートミール 800g
価格(税込):861円※検証時

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原田 怜果

甘い味つけもしょっぱい味つけもできるオートミール。食料備蓄の中に加えておくと、災害時の食の幅が広がります。

低糖質&食物繊維が豊富でダイエットにも便利

オートミールは低糖質で白米などよりも豊富に食物繊維を含んでいるため、ダイエットにもおすすめの食品です。たとえば朝食をオートミールに置き換えるなどして普段の食事に無理なく取り入れ、ローリングストックで災害にも備えられるとよいですね。

多彩なレシピ付きで調理にも迷わない

カセットコンロ・ガスボンベを備えておき、災害時でも温かい食事が調理できるようにしておきましょう。

パッケージには、主食からおかず、おやつまで幅広くレシピが記載されているので、オートミールをあまり食べたことがない人でも調理方法に迷う心配がありません。日常生活では、レンジを使えば数分で簡単に調理できます。

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2.お湯を注ぐだけで簡単に手作りの味「毎日のおみそ汁」

毎日のおみそ汁
豚汁入り 5種のバラエティーセット10袋
価格(税込):851円※検証時

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原田 怜果

フリーズドライなので、軽くコンパクトな上に賞味期限が1年と長いこともポイントです。一袋でさまざまな味が楽しめ、複数の食材から栄養をとることもできます。

しっかり目の味つけで、満足感がある

今回は人気の豚汁を食べてみましたが、規定量のお湯でもしっかり目の味つけで、具材もたくさんはいっているため、かなり満足感がありました。

実際に災害を経験した人からは、「災害時に温かい食事が食べられることでほっとした」という声もあり、ぜひ備蓄にも取り入れて欲しい商品です。

お湯を注ぐだけという手軽さで、忙しい日常にも取り入れやすい

フリーズドライのみそ汁のため、お湯を注ぐだけで手作りのような味わいで手軽に食べられます。

時短という意味でも、忙しい毎日に取り入れやすい利点があります。自炊する余裕がないときのために、普段から買っておくのがおすすめです。

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3.甘さ控えめでジューシーな味わい「リリーカジュアル パインアップル スライス」

リリーカジュアル
パインアップル スライス 565g
価格(税込):246円※検証時

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原田 怜果

保存できる期間も長く、不足しがちなビタミン類が摂取できるフルーツの缶詰は、もしものときの食料備蓄におすすめです。

ほどよい酸味があって食べやすい

シロップ漬けのフルーツ缶には、甘ったるいイメージがある人もいるかもしれません。しかし、ほどよい酸味があってさっぱりとしていたので、非常に食べやすかったです。

甘い食べ物はストレスを軽減する効果が期待できるので、普段甘い食べ物を口にしない人も災害用備蓄として持っておくとよいでしょう。

普段は冷たく冷やして食べるのがおすすめ

災害時、電気が止まってしまった場合にはなかなか難しいかもしれませんが、日常で消費するなら冷たく冷やすともっとおいしくいただけます。スライスしてあるので小分けにして冷凍し、夏はシャーベットのように食べるのもおいしいです。

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4.普段のおかずにプラス一品!甘辛い味つけがクセになる「マルハニチロ さんま蒲焼」

マルハニチロ
さんま蒲焼 100g
価格(税込):354円※検証時

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原田 怜果

魚の缶詰は骨ごと調理されていることがほとんど。災害時に不足しがちなたんぱく質やミネラルを効率よく摂取可能。保存期間も長いので、食料備蓄に取り入れてほしいアイテムのひとつです。

おいしさはそのままで、数年間保存できる

災害時に不足しがちな栄養素が効率よく摂取でき、長期間保存できることから、魚の缶詰は備蓄品として非常に優秀です。とはいえ、長期間保存できるからと管理を怠ると、いざというときに限って期限が切れてしまっている可能性も。常に「ローリングストック」を心がけましょう。

調理不要でライフラインの寸断にも対応できる

火を使わずにそのままでおいしく食べられる点も、災害用の食料備蓄としておすすめな理由の一つ。実際の災害時には、写真のようにラップを敷いたお皿に盛れば、食器を汚すことなく食事ができます。

ご飯によく合う甘辛の味つけは、ちょっとおかずが物足りないとき、普段のプラス一品にも使えます。

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5.災害時に不足しがちなたんぱく質・ミネラル補給に「サカモト」

サカモト
塩無添加 健康食べる小魚 50g
価格(税込):300円※検証時

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原田 怜果

塩分は使用していないのに旨みがしっかりとあって、ポリポリと手軽に食べられます。普段はおやつやお酒のアテに、災害時は不足しがちなたんぱく質・ミネラルの補給に。

塩・酸化防止剤不使用で、体にやさしい

製造時に塩や酸化防止剤は使っておらず、たんぱく質やカルシウム・鉄分といったミネラルはたっぷり。さらに、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの体に良い成分も含まれており、普段からローリングストックで食べれば、健康に配慮できます。

やわらかく子どもでも食べやすい

そのまま食べるためにつくられているので、だしいりこなどとは異なり、固さがないのが特徴です。口内を傷つける心配がなく、塩分不使用で味もやさしいため、小さな子どもが召し上がるのにもおすすめ。骨などを含め魚を丸ごと食べるので、効率よく栄養を摂取できます。

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6.フタロック機能・ストッパー付きで普段使いにも便利「MK アルミホイル」

MK
アルミホイル 25cm×8m
価格(税込):151円※検証時

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原田 怜果

災害時、多用途に活用の幅があるアルミホイルは、必ず備蓄しておいてほしいアイテムの一つです。

防災リュック・在宅備蓄のどちらにも加えてほしいアイテム

軽くて成形しやすく保温性・防臭性にすぐれたアルミホイルは、食器や防寒具のかわりになったり、ゴミを包んでニオイ漏れ対策に活用できたりと、災害時にはあらゆる場面で活躍します。

在宅備蓄にはもちろん、防災リュックにも加えてほしいアイテムの一つです。

選ぶなら普段使いしやすいものを

基本的にどんなアルミホイルでも防災グッズとして活用できるので、この機会に選ぶのであれば日常生活で使いやすいものがおすすめです。MK アルミホイルなら、切れ味のよい紙ノコ刃、ホイルが外に飛び出さないストッパー付きで扱いやすく、フタロック機能が付いているので衛生面でも安心です。

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7.大容量70Lのゴミ袋が20枚もはいってコンパクト「matsukiyo 厚手ごみ袋」

matsukiyo
半透明(白)厚手ごみ袋 70L 20枚
価格(税込):910円※検証時

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ゴミ収集が遅れがちな災害時は、ゴミの保管も大きな課題の一つに。大容量のゴミ袋は多めに備えておいて損はありません。

大きなサイズのゴミ袋は多用途に活用できる

大きなサイズのゴミ袋は、災害時に水で濡れたくないものを覆ったり、レインコートや防寒具、給水タンクのかわりになったりと、多用途で活躍するアイテムになります。

大容量70Lのゴミ袋が20枚もはいっていて、箱ティッシュ程度のコンパクトサイズにまとまっているのもよいですね。

気になるゴミの保管は消臭ポリ袋とセットで

ゴミ収集が遅れがちな災害時、ゴミは長期間自宅で保管しなければならない可能性もあるので、大容量のゴミ袋があると非常に便利。汚物や生ごみなどニオイが気になるものは、消臭ポリ袋に入れた上でゴミ袋に入れるようにするとよいでしょう。

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8.自宅の洋式トイレにも簡単に設置できる「ドクターズ.one ポータブルトイレシート」

ドクターズ.one
ポータブルトイレシート 30枚
価格(税込):3,608円※検証時

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設置や処理のしやすさに感動!高い吸収力と強い消臭力が頼もしいです。トイレ用品は多めの備蓄がおすすめです。

簡易トイレがなくても使えて、設置が簡単

簡易トイレの用意がなくても自宅のトイレを使えるので、在宅備蓄に便利です。

実際に洋式トイレで使用してみると、設置のしやすさや処理のしやすさに驚きました。災害用備蓄として簡易トイレを用意している人は、簡易トイレの中に本商品を備えておくのがおすすめです。

1枚で7回使えて、消臭力もバツグン

もともとは医療・介護用製品ですから、小便なら1枚で7回使える吸水力や消臭力は災害時にも重宝しそうです。30枚はいっているので、家族で使えそう。

ただし、災害時に水が止まってしまったら大便は水に流せませんので、その点も考慮して多めに備えておくのがよさそうです。

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9.ポーチにはいるコンパクトサイズで防災リュックにもおすすめ「クリアクリーン 携帯用 超コンパクトケース」

クリアクリーン
携帯用 [超コンパクトケース] 1組(医薬部外品)
価格(税込):365円※検証時

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原田 怜果

ポーチにもはいる超コンパクトな歯ブラシセットのため、普段から持ち歩くのがおすすめ。防災リュックに入れるアイテムとしても優秀です。

単3乾電池約2.5本分の超コンパクトサイズ

ポーチにもすっぽり収まるコンパクトサイズなので、普段から持ち歩いていてもじゃまになりません。防災リュックに入れておいてももちろんOKですが、移動先で災害が起こることもあり得ますので、通勤用のカバンなどに入れて普段使いするのもおすすめです。

ブラシ部分や持ち手もしっかりしていてきちんと磨ける

携帯用とあって持ち手の長さは短いですが、太目でしっかりとした造りになっているので、安定感があります。ブラシ部分は通常サイズの歯ブラシとまったく変わらず、歯に密着してきちんと磨けている感じがしました。

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10.収納に便利なコンパクト設計のトイレットペーパー「ペンギン 超ロングパルプ5倍巻き」

ペンギン
超ロングパルプ5倍巻き 2ロール ダブル 125m
価格(税込):448円※検証時

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原田 怜果

災害用として備蓄するなら、ティッシュよりも水に流せるトイレットペーパーがおすすめ。箱ティッシュのようにかさばらず、収納しやすい点も魅力です。

収納スペースを取らないコンパクト設計

普段使っている2倍巻きのトイレットペーパー(写真右:2倍巻きダブル、50m)と比較したところ、サイズはほぼ同じでした。しかし、トイレットペーパーの長さは本商品(写真左:ダブル、125m)が約2.5倍。かなりの省スペースになることがわかります。

緊急用として普段使いとは別に備えておくのもおすすめ

500mlのペットボトルと比較しても、このサイズ感。災害用備蓄はローリングストックが基本ですが、「トイレットペーパーを何個も備えておくのはじゃまになる」というご家庭もあると思います。備蓄にあまりスペースが割けない人は、本商品を緊急用として普段使いとは別に備えておくとよさそうです。

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よくある質問

ここからは災害時に備えた備蓄についてよくある質問に専門家が回答します。

備蓄品を効果的に使うために役立つ情報なので、参考にしてみてください。

  • カセットボンベは何本くらい備蓄しておけばいいですか?

    カセットボンベは1本で約60分間使用できます。1人当たり1本を1~2日で消費すると考えて、ご家族の人数を考慮し、家族全員が3日~1週間乗り切れる程度の本数を用意しておくとよいでしょう。

  • 耐震基準を満たしたマンションに住んでいます。災害が起こっても、避難所には行かないほうがいいですか?

    1981年の耐震基準改正以降に建てられた鉄筋コンクリート造のマンションであれば、耐震基準は十分に満たしていると考えられます。ただし、想定よりも大きな災害が起こる可能性はもちろんあり、たとえば地震後、外壁に大きな亀裂がはいっているなどの状態では、その後の余震には耐えられないかもしれません。

    耐震基準などは、あくまでも目安に過ぎません。最終的には、「身の安全が確保できるかどうか」で判断し、無理をせず必要に応じて避難所の利用も検討してください。

    避難後、自宅に備えている備蓄は「二次持ち出し品」としても機能します。災害状況が落ち着いたら必要なものを都度取りに帰ることもできますので、備蓄は必ず備えておきましょう。

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