非常持ち出し品は、災害に遭ったときにあなたの命を守る大切なアイテムです。けれども、避難生活を余儀なくされるような大災害に遭った経験を持っている人のほうが少なく、どんなアイテムをどういう基準で準備しておけばよいのか、わからない人も多いですよね。
そこで今回は、非常持ち出し品として防災グッズを準備するためのポイントと、おすすめの防災グッズを紹介します。防災のプロが実際に使った商品レビューもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

原田 怜果
本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
防災グッズは3つに分けて用意する
まず、防災グッズを用意する際の考え方として大切なのは、次の3つに分けて考えることです。
一次持ち出し品
二次持ち出し品
在宅備蓄
それぞれについて解説していきます。
一次持ち出し品は緊急避難用

「非常持ち出し品」と言われる場合は通常、一次持ち出し品のことを指します。一次持ち出し品は緊急避難用で、災害時に自宅にいるほうが危険な場合、避難所などへ持っていくために準備しておきます。
基本的には、避難所に救援物資が届くまでを凌ぐための備品になるため、命にかかわるものを最優先とし、水や食料は約1~3日分を目安に準備しておきましょう。また、災害時に抱えて持っていくものですから、持ち運びしやすいこと・持って歩ける重さであることが大前提です。
一次持ち出し品は1人分ごとに分けて防災リュックなどにまとめ、玄関などわかりやすい場所に置いておきます。また、一次持ち出し品の重さは大人であれば約10kg、子どもであれば約5kgほどが目安になります。
力に自信のある人なら20kg程度まで持っていける可能性もありますが、一般的な力の人は10kg程度でも重いと感じる場合もあります。「災害時の足場の悪いなかで、避難所まで自分で抱えて歩ける重さ」を目安に準備しましょう。
二次持ち出し品は落ち着いたときに自宅に取りに帰るもの

二次持ち出し品は、災害の状況がある程度落ち着き、自宅周辺に命の危険がないと判断できるタイミングで、自宅に取りに帰って持ち出す備品です。一次持ち出し用の防災リュックに入れられる備品は、想像する以上に限られています。
先ほど「水や食料は約1〜3日分を目安に」とお伝えしましたが、災害時に用意すべき飲料水の量は1人当たり約3L/1日です。つまり、3日分の飲料水をすべて防災リュックに詰め込もうと思ったら、水だけで約9L。防災リュックはほぼ満杯になってしまいます。
そこで、命にかかわるものやないと困るものから順に防災リュックに詰めていき、入りきらないものは二次持ち出し品として自宅に備えておきます。浸水や倒壊の影響を受けにくく、かつ取り出しやすい場所にまとめて置いておきましょう。
二次持ち出し品として備えておくとよいものは、水や食料のほか、簡易トイレ、ポータブル電源、カセットコンロ、寝袋、LEDライト、着替えなど。また、冬場は防寒対策用品、夏場は熱中症対策用品も必要です。これらは緊急避難時には持っていけませんが、避難所生活にはあると大変便利です。
在宅備蓄は在宅避難用

在宅備蓄は、在宅避難を余儀なくされた場合に備えてストックしておく備品です。電気・ガス・水道といったインフラが使えなくなっていても、少なくとも1週間は凌げる程度を目安に備えておきましょう。
また、危険な状況でもすぐに持ち出せるようにしておくべき二次持ち出し品とは、区別して管理してください。
在宅備蓄の水や食料は、ローリングストックが基本です。ローリングストックとは、緊急時の備蓄を日常食としても消費しつつ、消費した分は補充するというものです。いくら災害時に備えて防災食を用意していても、いざというときに期限が切れていて食べられない、食べ方がわからないとなると、備蓄の意味がありません。
また、普段から食べ慣れていないものは災害時にもなかなか口にできないということが、これまでの被災の現場からわかっています。ローリングストックを当たり前にしておけば、防災食が期限切れになってしまうリスクを防ぎ、防災食に慣れておくこともできます。
非常持ち出し用(一次・二次)防災グッズの選び方
非常持ち出し用の防災グッズを選ぶ際、ポイントとなるのは次の3つです。
避難所に十分にあるものは省く
自分の非常持ち出し品は自分で用意する
定期的に点検をする
それぞれについて、順番に解説していきます。
避難所にあるものは事前に把握しておきましょう

一次持ち出し品は避難所に救援物資が届くまでの数日間を凌ぐためのもの。つまり、あらかじめ避難所に十分に備えてあるものは、持っていく必要がないと言えます。
避難所として指定されている役所、学校、公民館などには通常、防災倉庫があり、一定程度の災害用備蓄があります。防災倉庫は、地域で行われる防災イベントの際などに解放されるケースが多いです。
避難所にある備蓄を把握するために必要なのは、まず、災害時に自分がどこの避難所に行くことになるのかを知っておくこと。その上で、普段から地域の行事に関心を持ち、地域の人々とコミュニケーションを取って、情報を集めるように心がけることが大切です。
自分の非常持ち出し品は自分で用意しましょう

子どもや高齢者など自分で用意するのが難しい人以外は「自分の非常持ち出し品は自分で用意」が基本です。次の3つを基準に一次持ち出し品を用意しましょう。
①命にかかわるもの
②ないと困るもの
③あったら便利なもの
①から順番に防災リュックに詰めていき、入りきらないものを二次持ち出し品としてまとめておきます。
自分の非常持ち出し品を自分で用意したほうがよいのは、①~③のどの項目も、人によって準備するものが異なるからです。
たとえば、持病をお持ちの人にとっては常備薬の優先度は高めです。家族に赤ちゃんがいる人であれば、自分の水や食料に加えて、液体ミルクや哺乳瓶などが必要になってきます。
液体ミルク、哺乳瓶、子どものおもちゃやお菓子、子どもや高齢者のオムツ、生理用品、肌の保湿剤など、必要な人が限られているものは、救援物資が届くようになってからも不足しがちになります。
行政や地方自治体が発行している非常持ち出し品リストなども参考に、まずは一度、自分のための非常持ち出し品をまとめてみてください。
少なくとも年に2回は点検を行いましょう

災害が直接の死因ではなく避難所などで亡くなってしまうことを「災害関連死」と言います。2016年4月に発生した熊本地震における直接死者数は50人、災害関連死者数は220人。熊本地震で亡くなった人の8割以上が、避難生活中に起きてしまった何らかの問題によって亡くなっています。(平成31年3月13日熊本市の発表による)
災害関連死にもつながってしまう避難所生活で起きやすいリスクは、次の3つです。
感染症
エコノミークラス症候群
低体温症(冬)、熱中症(夏)
要するに、真冬と真夏では、命を守るために必要な対策がまったく異なってくるということです。
また、せっかく備えをしておいても「充電が切れている」「備品が壊れている」などでは、備えの意味がありません。夏と冬の少なくとも年に2回は定期的に非常持ち出し品や備蓄のチェックを行い、都度必要なものを買い足したり入れ替えたりして備えを万全にしておきましょう。
防災グッズおすすめ10選|防災のプロが試してレビュー
ここからはおすすめの防災グッズを紹介します。防災のプロが実際に試してみた感想も記載していますので、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
画像 | 詳細 | 商品名 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
![]() メリット |
デイプラス ドライシャンプー | 汗をかいた後もサラサラの髪になるドライシャンプー。何日もシャワーを浴びられないときに重宝するアイテム。さわやかなかんきつ系の香りで、気になるニオイも対策できる。 | |
![]() ラクレッシュ |
EX 薬用 液体ハミガキ 280mL(医薬部外品) | 断水時でも口腔ケアができる、ノンアルコールで刺激の少ない薬用の液体ハミガキ。アップルミントのさわやかな香りで、子どもから高齢者まで使いやすいアイテム。小さめサイズでかさばらないから、持ち運びにも便利。 | |
![]() matsukiyo |
しっかりふけるからだふき 60枚 | 乳幼児や小さな子ども、敏感肌の人、高齢者にも使いやすいノンアルコール・無香料のウェットティッシュ。拭いた後は、すっきりとした使用感が得られるアイテム。汗や汚れがしっかり取れる使い勝手の良さも魅力。 | |
![]() HIDISC |
SMART MINI コンパクト ハイパワーモバイルバッテリー ブラック 5000mAh | コンパクトなのに差し込み口が2つあり、2台まで急速充電が可能なモバイルバッテリー。バッテリー残量が視覚的にわかりやすいのもポイント。厚さ13mm、重さ110gの薄型・軽量設計で持ち運びもしやすい。 | |
![]() matsukiyo |
除菌ウエットティシュー 30枚 3P | アルコールタイプのウエットティシュー。除菌ができるので、災害時の感染症予防にも役立つアイテム。手はもちろん、ドアノブ、携帯電話、身の回りの小物などの消毒にも使えて便利。 | |
![]() システマ |
ハンディセット 携帯用 ハミガキ・ハブラシセット 1セット (医薬部外品) | 携帯用のハミガキ・ハブラシセット。殺菌力の高い歯磨き粉でしっかり口腔ケアが可能なアイテム。かさばらないコンパクト設計で、防災アイテムとしても優秀。 | |
![]() matsukiyo |
耳が痛くなりにくいマスク ふつうサイズ 7枚 | 楽に呼吸ができて、耳も痛くなりにくいマスク。3層構造で、ウイルスやホコリをしっかりブロック。感染症が蔓延しやすい避難所では、マスク着用での生活が基本のため、着け心地のよさはうれしいポイント。 | |
![]() ケンユー |
ベンリー袋R 5枚入 | トイレに設置すれば、断水時でもいつものように便器で用を足すことができるアイテム。付属の便凝固剤を使えば臭いもほとんど気にならない。非常持ち出し品・在宅備蓄のどちらにもあると便利。 | |
![]() ケンユー |
ベンリーポンチョ 1枚入 | 薄手でかさばらないのに透け感はゼロなので、目隠しとして非常に優秀なシート。目隠しのほか、レインコートや防寒アイテムなどに使える汎用性の高さも魅力。用途が幅広いので、非常持ち出し品に加えておきたいアイテム。 | |
![]() OHM |
LEDランタン 無段階調光 ECLAT 120ルーメン 昼白色 LN-12C7 | 軽くて持ち運びがしやすい電池式のLEDランタン。調光は、つまみを動かすだけと簡単。取っ手がついていて持ち運びもしやすいため、夜間に災害が起こった際の移動時にも便利。 |
本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
今回のご紹介の商品以外にも
公式オンラインストアなら対象商品が盛り沢山!
1.夏場には必須!頭皮の不快感や髪のベタつきを軽減「メリット」

メリット
デイプラス ドライシャンプー
価格(税込):877円※検証時
汗をかいた後もサラサラの髪に。さわやかなかんきつ系の香りで、ニオイも気になりません。
髪のベタつきがやわらぎ、香りもさわやかに

あえて汗をたくさんかいた後でシャワーを浴びる前に使ってみたのですが、使用前に気になっていた髪のベタつきがだいぶ軽減されました。さわやかなかんきつ系の香りがほのかにするので、ニオイが気になるときにもよいですね。
何日もシャワーを浴びられないのは本当にツラいので、夏場はとくに重宝する防災グッズと言えそうです。
ウエットティッシュとの併用がおすすめ

ボトル裏の使い方にある通り、使用前にウエットティッシュなどで地肌の汗や油分を拭ってから、わりとしっかり目にスプレーすると、頭皮の不快感までスッキリできました。
後に紹介する「matsukiyo しっかりふけるからだふき」との併用がおすすめです。
2.ノンアルコールで刺激が少ない「ラクレッシュ」

ラクレッシュ
EX 薬用 液体ハミガキ 280mL(医薬部外品)
価格(税込):1,078円※検証時
断水時でも口腔ケアができる液体歯磨きは、防災グッズとして注目を集めています。
アルコール不使用で刺激が少ない

アップルミントのさわやかな香りで、刺激も強くないので、子どもから高齢者まで使いやすいアイテムです。小さめサイズでかさばらないのも魅力です。
高齢者の非常持ち出し品には必須のアイテム

高齢者に多い災害関連死の1つに、誤嚥性肺炎があります。もともと抵抗力や免疫力の弱い高齢者が、慣れない避難所生活で体力が落ちてしまった状態で、雑菌を多く含む唾液を誤嚥してしまうために起こります。
災害時は断水の可能性も高いため、高齢者の非常持ち出し品には、液体歯磨きを加えることをおすすめします。
3.ノンアルコール・無香料で肌にやさしい「matsukiyo しっかりふけるからだふき」

matsukiyo
しっかりふけるからだふき 60枚
価格(税込):316円※検証時
水分をしっかりと含んでいるため、ノンアルコールでも非常に使用感がよいです。
乳幼児や高齢者にも使えます

アルコールタイプは除菌ができる点は優秀なのですが、乳幼児や肌の弱い人には使えないという側面もあります。matsukiyo しっかりふけるからだふきはノンアルコール・無香料なので、乳幼児や小さな子ども、敏感肌の人、高齢の人にも使いやすいです。
汗や汚れがしっかり拭き取れ、すっきりとした使用感

思ったより薄手ではありましたが、そのおかげで耳の後ろや足の指の間までしっかり拭き取りやすかったのがよかったです。
また、水分をしっかりと含んでいるので、汗や汚れがしっかりと取れ、拭いた後にすっきり感が得られたのも高評価でした。
4.持ち運びに便利な薄型で高速充電可能「HIDISC」

HIDISC
SMART MINI コンパクト ハイパワーモバイルバッテリー ブラック 5000mAh
価格(税込):1,800円※検証時
コンパクトなのに差し込み口が2つあり、2台まで急速充電が可能。バッテリー残量が視覚的にわかりやすいのもポイントです。
コンパクト&スリムで防災リュックに入れてもかさばらない

厚さ13mm、重さ110gと薄型&軽量設計で持ち運びに便利。とくに、バッテリー残量が視覚的にわかりやすい点が使いやすく感じました。
充電式のため、災害時に使うためには普段から使用しておくことが必須です。
2台まで同時充電&急速充電可能

2台まで同時に充電ができ、急速充電が可能な点もポイントです。バッテリーの劣化度合いにもよりますが、手持ちのiPhone11proで試してみたところ、0の状態から約20分で30%まで回復しました。
5.身の回りの除菌ができるアルコールタイプ「matsukiyo ウエットティシュー」

matsukiyo
除菌ウエットティシュー 30枚 3P
価格(税込):283円※検証時
アルコールタイプのウエットティシューは、災害時の感染症予防にもおすすめです。
たっぷり使える大容量がうれしい!

99%除菌ができる※アルコールタイプのウェットティシューは感染症予防にもなるため、災害時には何かと重宝します。30枚×3個入りの大容量もうれしいポイントです。
1つは一次持ち出し品に、残りの2つは二次持ち出し品に入れておくとよさそうです。
ある程度大きさや厚みもあって使いやすい

一枚一枚の大きさや厚みもある程度あるので、汚れもしっかり拭き取れそうです。
手はもちろん、ドアノブ、携帯、身の回りの小物などの消毒に使えます。
※ 本品はふき取った後の菌を除菌させるもので全ての菌を除菌するものではありません。
商品詳細はこちら6.持ち運びに便利な携帯用歯磨きセット「システマ」

システマ
ハンディセット 携帯用 ハミガキ・ハブラシセット 1セット (医薬部外品)
価格(税込):291円※検証時
かさばらないコンパクト設計で、防災アイテムとしても優秀です。やわらかめの毛質です。
殺菌力の高い歯磨き粉でしっかり口腔ケア

災害直後は水道が出ない可能性も高く、こまめな歯磨きは難しいかもしれません。そのため、殺菌力の高い歯磨き粉、薄型ヘッド・超極細毛の歯ブラシで、1回でもしっかり磨けるのは災害時にもありがたいです。
容器がやわらかい素材でかさばらない

容器が変形するやわらかい素材でできており、コンパクトな設計になっている点もいいですね!何かとかさばりがちな防災リュックのなかにも、加えやすいアイテムです。
※ 高濃度フッ素配合(1450ppm)のため、6才未満のお子様へのご使用はお控えください。
商品詳細はこちら7.ウイルス飛沫やホコリをしっかりプロテクト「matsukiyo マスク」

matsukiyo
耳が痛くなりにくいマスク ふつうサイズ 7枚
価格(税込):272円※検証時
感染症が蔓延しやすい避難所では、マスク着用での生活が基本になります。ウイルス飛沫などをしっかり防ぎ、着け心地のよいものを選びましょう。
楽に呼吸ができて、耳も痛くなりにくい

マスクをしっかりあご下まで引き下げると、口元に空間ができて、呼吸がしやすくなります。また、耳ひもに十分な幅があってやわらかい素材でできているので、耳が痛くなりにくい点も使いやすく感じました。
ノーズワイヤーをしっかり引き上げれば、メガネがあまり曇りません。普段はメガネをかけて生活しているので、個人的にうれしいポイントです。
3層構造で、ウイルスやホコリをしっかりブロック

狭い空間にたくさんの人が密集して生活する避難所では、感染症が蔓延しやすく、ホコリっぽくなりがちです。着け心地がよいだけでなくウイルス飛沫やホコリをブロックするので、防災グッズとして選びやすいですね。
8.断水時でも便器でトイレができる「ケンユー」

ケンユー
ベンリー袋R 5枚入
価格(税込):578円※検証時
断水時でも便器で用を足すのと同じようにトイレを使えます。非常持ち出し品、在宅備蓄、どちらにもあると便利です。
断水時でも便器でトイレができ、臭いも気にならない

トイレに設置すれば、断水時でもいつものように便器で用を足すことができ、付属の便凝固剤を使えば臭いもほとんど気になりません。
避難生活における大きな問題と言えるのがトイレです。非常持ち出し品・在宅備蓄ともに、簡易トイレとして必ず加えておくようにしましょう。
ポリ袋との併用がおすすめ

便器に付属の蓄便袋を被せて使用する場合、どうしても便器に残った水に蓄便袋が浸かってしまいます。使用する際には、便器に一枚ポリ袋やゴミ袋を被せてから使用するとより使いやすいと思います。
9.目隠し・雨よけ・防寒対策!いろいろに使える「ケンユー」

ケンユー
ベンリーポンチョ 1枚入
価格(税込):657円※検証時
薄手でかさばらないのに透け感はゼロなので、目隠しとして非常に優秀です。用途が幅広いので、非常持ち出し品に加えておきたいですね。
汎用性が高く、一次持ち出し品にぴったり

コンパクトで用途が幅広いため、一次持ち出し品にはぜひ加えて欲しい商品です。
外から触ったときには薄いように感じましたが、袋から出してみると透け感はまったくなく、目隠しとして十分に機能します。
防寒着としても優秀!冬場の低体温症対策に

雨よけやレインコートは風を通さないため、防寒アイテムとしても使い勝手が良く、肌着と洋服の間に着込んでおくと体温維持にかなり役立ちます。大判のケンユー ベンリーポンチョなら、防寒アイテムとしてもおすすめです。
10.軽量&コンパクト設計で持ち運びにも便利「OHM」

OHM
LEDランタン 無段階調光 ECLAT 120ルーメン 昼白色 LN-12C7
価格(税込):1,298円※検証時
軽くて持ち運びがしやすいため、夜間に避難する場合にも活用できます。一次持ち出し品として防災リュックに入れておきましょう。
軽くて持ち運びに便利。夜間の移動にも

コンパクトサイズで非常に軽量であり、つまみを動かすだけなので調光も簡単です。取っ手がついていて持ち運びもしやすいため、夜間に災害が起こった際の移動時にも便利です。
防災リュックの取り出しやすいところに入れておきましょう。
停電時に便利な電池式

停電時にも充電なしで使える電池式。ただし、単3形乾電池4本は別売りとなっていますので、防災リュックなどに入れる際は電池の用意も忘れないようにしましょう。
今回のご紹介の商品以外にも
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よくある質問
ここからは防災対策についてよくある質問にプロが回答します。
災害時に身を守るために役立つ情報なので、参考にしてみてください。
-
災害時は必ず避難所へ行かないといけませんか?
災害が起こったからといって、必ずしもすべての人が避難所へ行く必要はありません。自宅で安全が確保できるのであれば、外に出て危険にさらされるより賢明な場合もあります。また、都心や人口密集地に住んでいる場合、避難所に空きがないケースもあります。
耐震基準が見直された2000年6月以降に建設された建物であれば、構造的な被災リスクは低いと言えます。ご自宅が該当する場合「安全が確保できるのであれば在宅避難が原則となる」ことを覚えておいてください。
大きな家具の固定、上から物が落ちてこないための工夫、在宅備蓄の確保など、普段から災害に備えてご自宅の環境を整えておくことも大切です。
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在宅避難でも救援物資はもらえますか?
避難所に届けられる救援物資は、避難所で生活している人だけのものではありません。お近くの避難所まで救援物資を取りに行く必要はありますが、在宅避難をしている人、避難所以外の場所で避難生活を送っている人も、物資を受け取ることが可能です。
本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。