洗濯洗剤おすすめ8選｜プロが試してレビュー！洗剤の種類別の特徴・使い方紹介

毎日の洗濯で使用する洗剤にはさまざまな種類があり、どれを使えばよいのか迷うところです。ついつい、毎回同じ種類の洗剤をなんとなく使っている場合もあるでしょう。

しかし、洗剤は汚れや衣類の種類により使い分けたほうが効率的に汚れを落とせ、生地を傷めずに済みます。

本記事では、洗濯洗剤の種類や選び方について詳しく解説します。実際に8種類の洗剤を試してみた使用感も紹介しますので、洗濯洗剤の選び方に迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

本記事にて紹介している商品情報は2024/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

洗濯洗剤の種類

近頃の洗濯洗剤には「液体」「粉末」「ジェルボール」「粉末スティック」など​​さまざまなタイプがあります。それぞれの特徴や用途に応じて使い分けることが必要です。ここでは、洗濯洗剤の種類について解説します。

液体洗剤

液体洗剤とは、液体状の洗濯洗剤を指し、水にとけやすい特徴があります。汚れがひどい部分にかけると洗浄力がパワーアップし、洗剤の量をこまめに調節することも可能です。

液体のメリット・デメリットは以下の点が挙げられます。

メリット	・1回のすすぎで済む場合が多い ・節水・時短できる ・汚れ落ちがおだやかで衣類を傷めにくい
デメリット	・粉末洗剤より洗浄力が低い傾向にある ・価格が粉末洗剤よりやや高め

洗濯物の汚れ具合や量によって洗剤の量を調整しやすく、直接塗布できるのが特徴です。

粉末洗剤

粉末洗剤とは、主成分や添加物を乾燥させて粉末状にした洗濯洗剤のことです。多くの成分を配合できるため洗浄力が強く、汚れがよく落ちます。

粉末のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット	・洗浄力が強い ・皮脂汚れを落としやすい ・洗剤のなかでは安価
デメリット	・水にとけにくく、衣類に洗剤が残りやすい ・粉が残っていると衣類を傷める可能性がある

近年では、とけ残りが少ないタイプも販売されています。

ジェルボール洗剤

ジェルボール洗剤とは、特殊な膜で洗浄成分を包み込んだボール状の洗剤のことです。ボール1個を洗濯槽にポンと投入すれば、洗剤の濃度が高いため、大容量の洗濯物も簡単に洗えます。

ジェルボールのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット	・計量がいらない ・洗浄力が高い ・すすぎは1回でOK ・こぼれない ・劣化しにくい
デメリット	・洗剤の量を調整できない ・価格が割高 ・香りが強め ・誤飲事故が起きやすい ・暑い場所ではとけてしまう

小さな子どもがいる家庭では、ジェルボールを誤飲しないように気をつけましょう。

粉末スティック

粉末スティックとは、粉末洗剤をスティック状に固めたもので、洗濯機にそのまま入れられます。

水に触れると成分がすばやくとけ広がり、液体洗剤よりも汚れ落ちしやすいのが特徴です。

粉末スティックのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット	・粉末スティックの洗剤をそのまま入れるだけ ・皮脂汚れに強い ・水にとけやすく洗浄力が高い
デメリット	・洗剤の量を調整できない ・価格が高め

頑固なエリソデの汚れに対し、部分洗いや浸け置きなしでもすっきり洗いあげます。

洗濯洗剤の選び方

洗濯洗剤は、汚れ・洗濯機・衣類の種類などに合わせて適切なタイプを選ぶことが必要です。ここでは洗濯洗剤の選び方について解説します。

【汚れをしっかり落としたいとき】ジェルボール・スティックタイプ・粉末タイプ

メイク汚れや汗、食べこぼしなど日常生活で付きがちな汚れには、ジェルボール・スティックタイプの濃縮洗剤や、多くの成分を配合できる粉末洗剤が適しています。洗浄成分の割合が多いため、汚れをしっかり洗い落とせるからです。

液体洗剤では配合できない洗浄成分を、ジェルボールでは分離して保存できるため、レベルの高い洗浄作用を得られます。ジェルボール全体の約90%が洗浄成分で、液体洗剤と比較すると高い洗浄力がメリットです。

消臭力も高いため、気になる臭いをおさえられます。

【洗剤自動投入機能付きの場合】弱アルカリ性の液体洗剤

洗剤自動投入機能が付いている洗濯機にぴったりなのが、弱アルカリ性の液体洗剤です。ジェルボールやスティックタイプは洗剤自動投入機能では使用できません。

弱アルカリ性とは中性とアルカリ性の間で、pHが高いほど洗浄力も上がります。

【手軽で便利に洗濯】柔軟剤入り洗剤

柔軟剤と洗剤が一緒になっているタイプの洗剤であれば、1つで洗濯が完了し、ふんわりした仕上がりになります。洗濯や買い物時の手間が減り、便利なアイテムです。

【環境や衣類にやさしく洗浄力をアップ】酸素系漂白剤

衣類を傷めにくいため、ベビー服やふきんなどデリケートな素材に使用できます。洗剤に入れることで、洗浄力をアップします。

洗濯洗剤おすすめ8選｜プロが試してレビュー

ここからはおすすめの洗濯洗剤を紹介します。また、とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。

よくある質問

ここからは洗濯洗剤についてよくある質問にプロが回答します。

洗濯洗剤を効果的に使うために役立つ情報なので、参考にしてみてください。

• 粉末洗剤と液体洗剤はどちらが洗浄力が高いですか？

  日常的な軽い汚れに関しては、どちらの洗剤も高い洗浄力があります。ただ、汚れや洗濯物の量が多いときは、洗浄成分が多い粉末洗剤のほうがしっかり洗えると言えます。

• ウールのセーター（ニット）が縮むのはなぜですか？

  ウールは水に濡れると、繊維のキューティクル状の表面が開いて繊維同士が絡み合うからです。洗濯機で洗う場合は、おしゃれ着用洗剤を使用し、弱水流の「おしゃれ着コース」等を選んでください。

• 洗剤濃度と洗浄力には関係がありますか？

  合成洗剤の場合は水30Lに対し洗剤約20グラムを使用するのが一般的です。洗剤の容器などに記載されている標準使用量を参考にして洗濯しましょう。

  洗剤の量を標準より多くしても、洗浄力は大きくなりません。適量を超えて使用すると、すすぎにも多量の水を必要とします。適切な量の洗剤を使用することで節水できます。

本記事にて紹介している商品情報は2024/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。