扁平足におすすめのインソール10選｜プロが試してレビュー！

扁平足は足のアーチが低下することで、土踏まずがなくなったり、少なくなったりして、足の裏が平らになっている状態です。扁平足は立ち姿勢や歩き方に影響を及ぼし、足が疲れやすかったり、痛みを感じたりしやすくなります。

扁平足をサポートするインソールは、クッションの性能やアーチのサポート機能、形や厚みなどの違いによって、さまざまな種類が販売されていますが、種類や性能が多いため、自分に合ったインソールはどれなのか悩みますよね。

そこで今回は、扁平足をサポートするのにおすすめの人気商品を紹介します。自分に合ったインソールを選んで、よい立ち姿勢や歩き方を目指しましょう。

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

扁平足の原因と対策｜インソールは扁平足をサポートするのか？

足のアーチは、骨構造や靭帯や足底腱膜、足部の筋肉などによって支えられています。扁平足はこれらアーチを支える機能がさがって生じます。主な原因としては以下が考えられます。

• 普段の生活での活動量の低下

• 長時間の立ち仕事や歩行

• 急激な体重増加、肥満

• 足首周辺の外傷や手術

• 加齢による筋力の低下

原因はさまざまですが、もっとも多いのは、後脛骨筋（こうけいこつきん）の筋力低下によるものです。

扁平足が進むことで、次のような症状が生じます。

• バランス能力が低下する

• 足で衝撃を吸収する機能が低下する

• 足やその他関節の痛みが生じる

• 進行することで、足首の硬さや外反拇趾などの変形が生じる

そのため、扁平足を予防し、症状が軽いうちの対策が大事です。上記症状がある場合は、次のようなことを心がけましょう。

• 活動量の維持・体重の維持

• 運動療法（足部のマッサージ・筋力訓練）

• インソールの使用

インソールの使用と並行して、足の筋肉を鍛えることが扁平足の発症・進行の予防につながります。

扁平足に合ったインソールの選び方

ここからは、扁平足によって起きる悩みに合うインソールの選び方を紹介します。

内側アーチサポートがあるインソールを選ぶ

扁平足では、内側アーチがさがっているので、内側のアーチサポートがしっかりしている物を選ぶことが大切です。選ぶ際には、「扁平足用」や「（内側）アーチサポート」と記載があるかを確認しましょう。

クッション機能を備えた、適切な厚みのインソールを選ぶ

扁平足では、歩く際に衝撃を吸収する機能が低下し、足が疲れやすくなります。そのため、クッション機能があるインソールを選びましょう。

厚みにも注意が必要です。ペラペラの薄すぎるインソールは、クッション機能が低い可能性があります。反対に厚すぎるインソールは、靴がきつくなったり、かかとが脱げやすくなったりします。

靴の種類に合ったインソールを選ぶ

靴の種類によって、足との隙間や形状が異なるため、パンプスやヒールのある靴、革靴、運動靴など履く靴に合わせて選びましょう。

選ぶ際には、「パンプス用」や「革靴用」などの記載があるかを確認しましょう。用途が決められている商品は、その靴に合わせて厚みや形状がつくられているため、おすすめです。

靴のサイズに合ったインソールを選ぶ

足や靴に合わないサイズを選んでしまうと、足のアーチの位置とインソールのアーチサポートの位置がずれてしまい、違和感や痛みにつながる可能性があります。

インソールが小さすぎても大きすぎても、靴のなかで動いたり折れたりしやすく、違和感があって歩きにくく感じます。靴のサイズに合わせて、ハサミなどでカットできるインソールを選ぶのもよいでしょう。

扁平足におすすめのインソール10選｜プロが試してレビュー

ここからは扁平足におすすめのインソールを紹介します。また、とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。

画像	詳細	商品名	おすすめポイント
Dr.Scholl	詳細はこちら	ジェル・アーチ・クッション 1足入	クッション性が高いジェル素材が足の負担を軽減してずれにくい。ヒールのある靴でも負担になりにくく、快適な歩行をサポート。細かい突起がついているので、前へのすべりも軽減できる。
Dr.Scholl	詳細はこちら	スニーカー・フィール 1足	土踏まずのアーチだけでなく横アーチもあり、足をしっかりサポートしてくれるアイテム。ローヒールのほか、7cm以上のハイヒールにも使用可能。使うことでスニーカーのような履き心地で歩ける。
Dr.Scholl	詳細はこちら	ジェルアクティブ プラス 1足入	衝撃を吸収するので、普段使いはもちろん、長い立ち仕事やスポーツにおすすめ。消臭効果のある素材を使用しているので、サラサラドライ感をキープできる。汗をかきやすい人が使いたいアイテム。
is-fit	詳細はこちら	らくらくアーチパッド 1足	貼るタイプだから位置調整がしやすく、土踏まずをサポートして前すべりも防止できる。色がベージュなのでパンプスに入れても違和感がないのもうれしい。パンプスで前すべりして歩きにくい、靴ずれで困っている人にもおすすめ。
FOOT ESTE	詳細はこちら	やわらか低反発インソール 2cmヒールアップ ハーフタイプ	ブーツなどに入れれば、こっそり2cmヒールアップできて脚長に見せることもできるアイテム。かかとが上がっても、低反発素材が衝撃を吸収して歩行をサポート。吸湿素材使用で、蒸れにくいのも魅力。
FOOTESTE	詳細はこちら	Premium DEO やわらか低反発インソール 部分クッションタイプ	足のアーチにフィットする3つの低反発クッションが、ヒールによる衝撃を軽減。長い時間高いヒールを履いて歩く人にぴったり。汗の臭いに対する消臭加工と抗菌防臭加工で、足の嫌な臭い対策もできる。
Fitting Pillow	詳細はこちら	土踏まず枕 Free	女性用のフリーサイズのインソール。圧迫感が少なく、柔らかいふわふわした素材が土踏まずをサポート。粘着テープのパットタイプなので、貼る場所を調整できて便利。硬い靴やインソールが苦手な人におすすめ。
リゲッタ	詳細はこちら	MTR1Loupe insole（ルーペインソール）	土踏まず、足裏、かかとまわりからのサポートがあり、足全体で圧を支えるから、安定感がアップして歩きやすく疲れにくい。さまざまな靴に対応可能で、入れ替えて使用できるのもうれしい。
FOOT ESTE	詳細はこちら	やわらか低反発インソール 部分クッションタイプ	低反発ウレタンを使用したクッションが、土踏まず、つま先、かかとの3か所に入ったインソール。ヒールのある靴でも衝撃を軽減して疲れにくい。表面の生地は吸湿素材を使用。汗をすばやく吸収して蒸れにくいので、仕事での利用にもおすすめ。
ArchFitter	詳細はこちら	インソール 超うす型	薄い構造なので、狭い靴でも入れられるインソール。厚みがあるインソールを入れるときつくなりそうな場合に便利。アーチサポートはしっかりしているので、扁平足や外反母趾の人にもおすすめ。

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

よくある質問

ここからは扁平足についてよくある質問にプロが回答します。

すこやかに活動的な足で日々をすごすために役立つ情報なので、参考にしてください。

• 扁平足はインソールだけで改善しますか？

  インソールは扁平足の人が靴を履いているときには、足を支えて疲れを楽にします。しかし、それは靴を履いているときだけのことです。

  ストレッチや筋力トレーニングなどを併用して、扁平足対策をしたほうがよいでしょう。

• 扁平足にはどんな運動が効果的ですか？

  扁平足には以下のような運動がおすすめです。ぜひできることから始めてみてください。

  • 足の指をグー、パーと閉じたり開いたりする

  • タオルを踏んで、足指で巻き上げる

  • 立ってかかとを上げてつま先立ちになる

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。