靴用消臭スプレーのおすすめ10選｜プロが試してレビュー！

たくさん汗をかく季節には、とくに気になる足や靴のイヤなニオイ。そんなときに便利なのが靴用消臭スプレーです。最近は靴用だけでなく衣類用にもさまざまな消臭スプレーが販売され、靴には、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、靴のニオイの原因や、消臭スプレーを選ぶ方法、おすすめの商品を紹介します。この記事を参考に、気に入った靴用消臭スプレーを選んでみてください。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

靴のニオイの原因と対策

靴のイヤなニオイのおもな原因は、足の裏に存在する常在菌が、汗・皮脂・角質のたんぱく質やアミノ酸を分解する過程でつくられる「イソ吉草酸」という物質であると言われています。

まず、靴を長時間履いていると、密閉され熱がこもって蒸れた状態になり、菌が増殖しイソ吉草酸も発生しやすくなります。つまり、ニオイ対策としては、通気性を良くして足や靴を清潔に保ったり、菌の増殖をおさえたりすることが有効です。具体的には次のような方法があります。

消臭・抗菌スプレー

消臭スプレーは、除菌成分や抗菌成分によってニオイの元となる菌を取り除いたり、ニオイ成分との化学反応を使って中和させたりして、ニオイを抑制します。

インソール

インソールとは、靴を快適に使う目的で入れる中敷きのことです。ニオイ対策として使われるインソールには、竹炭などの素材を練り込んでニオイを吸着するタイプや、タタミ素材で蒸れを防いだり、抗菌成分である銀イオンを配合したりなど、さまざまなタイプがあり、それぞれ菌が繁殖しにくい工夫をしています。

足汗対策クリーム・パウダー

足のニオイ対策には、足自体を清潔に保つことも必要です。足汗対策クリームやパウダーは、足を清潔に保ちやすいアイテムです。

除菌成分の入った足クリームや、汗を吸収しさらさらな状態をキープしやすくする足パウダーが発売されています。また、足の汚れ・角質・汗など菌の温床となるものを、こまめに洗い流すのも、足の清潔には大切な習慣です。

靴下

天然素材の靴下は吸湿性や通気性にすぐれ、足が蒸れにくい状態になります。抗菌防臭加工された靴下も発売されています。

靴を清潔に保つ

使用後の靴は、熱や湿気を帯びて菌が繁殖しやすい状態です。1日使用したら2～3日休ませるなど靴の使用サイクルを調整すると、熱や湿気が飛んで菌の発生を防ぎやすくなります。

毎日履かなけれないけないのなら、使用後にシューキーパーや消臭剤を靴のなかに入れておけば、靴内が乾燥して菌が繁殖しにくい状態になります。また、最近では洗濯機で丸洗いできる靴なども出てきました。定期的に洗って汚れを落とせば、ニオイの元が少なくなります。

これらの対策を複数組み合わせれば、より効果的なニオイ対策になるでしょう。

靴用消臭スプレーの選び方

靴用消臭スプレーは、ニオイが気になったらすぐ使えます。シュッとひと吹きで簡単にニオイをおさえられる手軽さが大きなメリットです。そんな消臭スプレーを選ぶ際にチェックしたい「3つのポイント」を紹介します。

成分・作用

消臭成分とその主な作用を知ることが1つめのポイントです。ニオイを消す成分と作用を知っていれば、好みのタイプが選びやすくなります。

• エタノール：多くの消臭スプレーに配合されている成分。エタノール濃度70〜80%で除菌力があり、ニオイ対策にも多く使われます。

• 銀イオン：制汗剤などにも使われる成分。銀イオンによって形成される活性酸素が抗菌作用を示し、ニオイを発生しにくくします。

• 重曹：掃除アイテムとしてもよく使われている成分。弱アルカリ性なので、汗や靴のニオイなど酸性のニオイを中和します。

「香り」あり・なし

香りのあるタイプは、好き・嫌いがわかれるため、購入前に必ず確認したいポイントです。香りが気に入らないと購入しても使わなくなることも多く、無駄になってしまいます。購入前に香りを確認できない場合は、無香料タイプを選ぶのが無難です。

使用感

スプレーをプッシュしたときに噴射するスプレーの量・広がり、プッシュにかかる力など、使用感も大事なポイント。

• スプレーの噴射量が不十分

• 何度もプッシュが必要

• 靴の奥までスプレーが届かない

• 液だれして手が汚れる

といったストレスを感じることのないよう、事前にチェックしたいですね。

以上の3つのポイントを参考に、自分のニーズに合った消臭スプレーを選んでくださいね。

おすすめの靴消臭スプレー10選｜プロが試してレビュー

ここからはおすすめの靴用消臭スプレーを紹介します。また、とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてください。

画像	詳細	商品名	おすすめポイント
Dr.Scholl	詳細はこちら	消臭・抗菌 靴スプレー 無香料 コンパクトサイズ	世界100カ国以上で愛用されている、フットケア専門ブランドのロングセラー商品。372種類の細菌やカビに作用し、ひと吹きで効果を発揮。イヤなニオイをごまかさず消臭する無香性のアイテム。
matsukiyo	詳細はこちら	くつとブーツの消臭スプレーAg+ 無香料	ニオイの元となる菌を除菌する靴用消臭スプレー。消費量の多い人にうれしいコスパの高さが魅力。噴射の勢いも強すぎず弱すぎない、ちょうどいい使用感。
シンプリティ	詳細はこちら	くつ用フレッシュデオスプレー	ニオイ菌をしっかり除菌し、消臭も叶える1本。球状パウダー配合により、スプレー後もベタつかず、さらさらした使用感。スプレーの量や広がりもちょうど良く、使いやすい。
おひさまの洗たく	詳細はこちら	くつクリーナー スニーカー 上履き 洗剤 スプレー 泡タイプ 本体	泡で汚れを浮かせて洗浄できる泡スプレータイプの靴クリーナー。洗ったあと、光に当てると漂白成分が活性化し、靴をより白く仕上げる。除菌ができるのもうれしい特徴。
クリアシスト	詳細はこちら	クリアシスト 粉末タイプ	靴のなかにふりかけてから履く、パウダータイプの消臭剤。発生したニオイを消臭するスプレーとは違い、履く前の準備として靴のなかにふりかけ、ニオイの発生を予防。スプレーだけでは満足できなかった人にもおすすめ。
ブテナロック	詳細はこちら	除菌抗菌スプレー	水虫に特化した医薬品ブランドの靴用消臭スプレー。複合抗菌剤であるコーキンマスター®を配合。強力ジェット噴射により、ワンプッシュでニオイを防ぐ。足のニオイや水虫に悩んでいる人におすすめ。
ランドリン	詳細はこちら	ファブリックミスト アロマティックウード	ルームフレグランスやファブリックミストとして販売されている、香りを楽しむミストタイプのスプレー。靴専用ではないため、消臭・除菌より、香りを楽しみたい人におすすめ。ボトルのデザインが上品で見た目にも満足できる1本。
スリムウォーク	詳細はこちら	靴のにおいケアスプレー コンパクトタイプ	ストッキングやレギンスで有名な美脚ブランドの靴用消臭スプレー。消臭力・持続力が高いだけでなく、多くの人に好まれるさわやかな石けんの香り。強い香りが苦手な人におすすめ。
Dr.Scholl	詳細はこちら	消臭・抗菌 靴スプレーBP（ベビーパウダーの香り）	フットケア専門ブランドの靴用消臭スプレー。長時間持続する強めの香りが特徴。ニオイ菌を阻止する働きに加え、ベビーパウダーの香りでイヤなニオイを上書きするタイプのアイテム。
ファブリーズ	詳細はこちら	Ｗ除菌＋消臭 布用 スプレー 無香料 アルコール成分入り 本体	繊維の奥まで浸透しニオイをオフする布用消臭スプレー。靴専用ではないため、布団類・ソファ・カーペットなど、広く使えて便利。スリッパや靴だけでなく、いろいろな布を消臭・除菌したい人にぴったり。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

よくある質問

ここからは靴のニオイ対策についてよくある質問に専門家が回答します。

靴を快適に履くために、参考にしてみてください。

• さまざまなニオイ対策があるなかで、どれが一番おすすめ？

  すでに発生したニオイに対してもっとも速効性があるのは「消臭スプレー」です。いますぐ手軽に消臭することができます。

  より根本的な対策としては、ニオイを発生させないように足や靴をこまめに手入れして清潔に保つことや、蒸れにくい靴や靴下を選ぶこと、足クリームやパウダーなどで菌が増殖しにくい環境にすることなど、複数の対策を併せて組み合わせるのがおすすめです。

• スプレー缶タイプとミストタイプ、どちらが効果的？

  使用したい物によって適切なタイプがわかれます。

  エアゾールタイプは噴射の勢いがあり、ワンプッシュで全体に行き渡るため、手軽で速効性があることがメリット。揮発性が高く、液体が一瞬で蒸発するため、革製品など濡らしたくない物に適しています。

  ミストタイプは基本的に素材を湿らせて繊維の奥まで成分を浸透させることを前提としているため、深いところまで消臭しますが、濡らしたくないものには適しません。

  素材を見極めて両者を上手に活用しましょう。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。