おすすめの洗顔石鹸10選｜美容家が試してレビュー！

毎日のスキンケアに欠かせない“洗顔”。洗顔石鹸は、汚れや皮脂を落としてすこやかな肌を保つのに適したアイテムです。ただ、洗顔石鹸にはたくさんの種類があり、どれを選べばいいのかわからない人も多いですよね。

そこで今回は、洗顔石鹸のメリット・デメリット、自分に合った洗顔石鹸の選び方などを紹介します。またおすすめの洗顔石鹸10商品を、美容ライターの筆者が試した感想もあわせてお届けします。ぜひ、美肌づくりに役立ててくださいね。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

洗顔石鹼のメリット・デメリット

洗顔アイテムには大きく分けて、洗顔フォームと洗顔石鹸があります。

洗顔フォームは合成界面活性剤を洗浄成分としており、弱酸性〜中性の性質を持ちます。肌にやさしい洗浄成分を配合している商品も多く、チューブ型などの容器で持ち運びにすぐれている点がポイントです。

これに対して、洗顔石鹸は基本的に天然油脂から作られた固形の石鹸で、弱アルカリ性の性質を持ちます。洗顔フォームよりも比較的高い洗浄効果を発揮し、また環境にもやさしいとされています。

洗顔石鹸のメリットとデメリットを見ていきましょう。

＜洗顔石鹸のメリット＞

• 洗浄力が高く、さっぱりと洗うことができる。

• 一度の使用量が少量でよいため、長持ちしやすい。

• 生分解性にすぐれ、環境への負担が少ない。

＜洗顔石鹸のデメリット＞

• 肌質によっては洗浄力が強すぎる場合がある。

• 適切に保管しないと、石鹸に菌が繁殖しやすい。

• 泡立てるのが難しいと感じる場合がある。

洗顔石鹸はすぐれた洗浄力を持っているため、皮脂や汚れをすっきりと落としたい人におすすめです。とくに脂性肌やニキビ肌の人は、毛穴の汚れや古い角質をケアするのに向いています。

もちろん普通肌の人も使えますし、保湿力の高いアイテムを選べば乾燥肌も毎日使用することができますよ。

洗顔石鹸の選び方

ここでは、肌質別に洗顔石鹸の選び方を解説していきます。

脂性肌におすすめの選び方

皮脂量が多い脂性肌は、過剰な皮脂や毛穴の汚れをしっかり落とせる、洗浄力が高い洗顔石鹸を選びましょう。皮脂を吸着する「炭」「泥（クレイ）」、皮脂を分解する「酵素」などが含まれるアイテムがおすすめです。

ニキビ肌におすすめの選び方

皮脂量が多くニキビができやすい場合は、殺菌成分や抗炎症成分が含まれた、薬用の洗顔石鹸をおすすめします。抗炎症作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」や、ピーリング作用のある「サリチル酸」などが配合されたアイテムを選んでみてください。

また脂性肌同様、皮脂対策ができる「炭」「泥（クレイ）」「酵素」などが配合された洗顔石鹸もおすすめです。

乾燥肌におすすめの選び方

乾燥肌は必要なうるおいが奪われないよう、過剰に洗いすぎないことが大切です。洗浄力や脱脂力がマイルドな洗顔石鹸や、保湿成分である「グリセリン」「ヒアルロン酸Na」などを含むアイテムがおすすめです。

敏感肌におすすめの選び方

肌のバリア機能が低下しがちな敏感肌は、低刺激性の敏感肌向け商品や、香料や鉱物油といった成分が無添加の商品を選びましょう。心配な場合は、パッチテストをしてから使用するのがよいでしょう。

おすすめの洗顔石鹸10選｜美容家が試してレビュー

ここからはおすすめの洗顔石鹸を紹介します。また、とくに気になった商品を美容家が実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。

画像	詳細	商品名	おすすめポイント
水の天使	詳細はこちら	無添加せっけん 90g	もちもちの濃密泡で洗顔できるのがうれしいポイント。肌のうるおいを守りながら、余分な皮脂や汚れを洗うので、乾燥肌にもおすすめ。香料・着色料・鉱物油・防腐剤不使用の無添加設計。
毛穴撫子	詳細はこちら	重曹つるつる石鹸 155g	古い角質をやさしくオフできるので、顔や体のザラつきが気になる人におすすめ。ふんわりしたやわらかな泡立ちも魅力。すべすべの肌を目指す人が使いたいアイテム。
セレクトオイル	詳細はこちら	アルガンソープ110g [泡立てネット付]	保湿力の高いオイル配合で、気泡が多めのふんわりした泡立ち。乾燥肌の人や、洗顔後の肌のつっぱりが気になる人にイチおしの洗顔石鹸。天然ベルガモット果実油のさわやかな香りで気分もリフレッシュできる。
ちふれ	詳細はこちら	洗顔 石けん（枠練り） 80g	キメ細かい弾力泡で、ほどよくさっぱりとした洗い上がり。うるおい感もあるので、普通肌から乾燥肌まで幅広く使える洗顔石鹸。無香料なので、香りが気になる人にも使いやすい。
自然ごこち	詳細はこちら	沖縄海泥 洗顔石けん 80g	少量でたっぷりと泡立ち、濃密泡で洗うことができる洗顔石鹸。しっかりツノが立つキメ細かくクリーミーな泡が特徴。汚れ吸着成分や保湿成分をぜいたくに配合した、すべすべ肌を目指せるアイテム。
ヘチマコロン	詳細はこちら	ヘチマコロンのソープ 90g	無香料・無着色で素肌のうるおいを守りながら洗うことができる洗顔石鹸。しっかりと汚れを落とすため、普通肌や脂性肌におすすめ。やわらかくふわっとした泡立ちが特徴。
いつかの石けん	詳細はこちら	いつかの石けん	濃密泡で古い角質をオフしてつるつる肌が目指せる。鼻の角栓や黒ずみが気になる人は、泡パックして使うのがおすすめ。肌に負担をかけずに洗える点も魅力。
ナチュラル	詳細はこちら	ハニーソープD 80g	うるおいを守りながら洗えるため、とくに乾燥肌の人におすすめの洗顔石鹸。保湿力はもちろん、ほのかな香りも楽しめる。キメ細かくなめらかな泡立ちで泡パックとしても使用可能。
自然ごこち	詳細はこちら	茶 洗顔石けん 80g	京都産宇治茶エキスなど、こだわりの成分を配合した洗顔石鹸。たまった角質や皮脂汚れ対策にぴったりのアイテム。乾燥肌を含む幅広い肌質の人が使える点も魅力。使用中にふんわりと香るお茶の香りも心地いい。
明色うるおい泡美人	詳細はこちら	馬油石鹸 80g	高保湿でうるおいを守る馬油配合の洗顔石鹸。馬油には高い保湿力があるため、肌のうるおいが不足しがちな乾燥肌の人にとくにおすすめ。丁寧に精製された馬油を配合しているため、特有のにおいも気にならない。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

よくある質問

ここからは、洗顔石鹸についてよくある質問に美容家がQ&A形式で回答します。

洗顔石鹸を効果的に使うために役立つ情報なので、ぜひ参考にしてみてください。

• 洗顔石鹸の正しい使い方は？

  洗顔石鹸は、よく泡立てて使うことが重要です。

  濡らした泡立てネットに洗顔石鹸をこすりつけて、空気を含ませながらよく泡立てます。キメ細かい泡でやさしく肌を押さえるように、こすらずに洗い、ぬるま湯（ぬるい水）でよくすすいでください。

• 洗顔石鹸はどうやって保管したらよい？

  洗顔石鹸を使用した後は、雑菌を繁殖させないためによく水気を切り、水はけのよいケースに入れて保管します。水がかかりやすく湿度が高い風呂場は、保管場所としては適していません。洗面所など、風通しのよい場所で保管してくださいね。

• 枠練りと機械練りの違いって？

  洗顔石鹸には枠練り（半透明〜透明）と機械練り（不透明）の2つの製法があります。

  一般的に、枠練りは手作業の工程が多いためコストがかかりますが、保湿成分などを多く配合できる利点があります。

  機械練りは石鹸成分の配合量が多いため泡立ちがよく、洗浄力にすぐれているという特徴があります。

本記事にて紹介している商品情報は2024/3/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。