イハダバーム2種類をプロが試してみた!密封バリアで肌を保護&ベタつかない

公開日:2025年1月27日

「肌あれ対策はイハダで決まり!」として話題のイハダのバームを使ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

イハダは、肌トラブル対応ブランドです。薬用ケア・防御ケア・治療ケアの3つのシリーズがあり、それぞれ使用する人のことを考え、心地よい使用感を追求してつくられています。

今回は、イハダの薬用ケアアイテムの中でもとくに乾燥を防ぐ効果が期待できる「イハダ 薬用バーム」と「イハダ 薬用クリアバーム」の違いについて詳しく解説していきます。プロが実際に試した使用感やそれぞれの特徴についても紹介しています。

記事の後半では、バームに関するよくある質問についても専門家が解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
美容ライター/ヘアメイクアップアーティスト
川口 玲菜
美容室で勤務したのち、美容学校で講師として勤務し、フリーランスのヘアメイクとして独立。広告やブライダルなどのヘアメイクのかたわら、美容メディアや大手コスメ会社のブログ記事や美容誌で美容ライターとして活動中。

本記事にて紹介している商品情報は2023/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

イハダ、「薬用ケア」「防御ケア」「治療ケア」の3つのシリーズ

イハダバームとは?

イハダのバームは、肌のうるおいバリア機能が低下し、乾燥・肌荒れなどトラブルが起こりやすくなった肌の表面を保護してうるおい環境を保ちます。ここからは「イハダ 薬用 バーム」と「イハダ 薬用クリアバーム」それぞれの配合成分や特徴、使用感などの違いについて見ていきましょう。

イハダ 薬用 バーム

イハダ 薬用 バーム 20g (医薬部外品)
価格(税込):1,485円※検証時

商品詳細はこちら

イハダの薬用ケアシリーズのなかには、「うるおい密封ライン」と「うるおい密封+美白ライン」の2つのラインがあります。イハダ 薬用 バームは「うるおい密封ライン」になります。

イハダ 薬用 バームには、高精製ワセリン※と抗肌荒れ有効成分グリチルリチン酸ステアリルが配合されており、乾燥などの繰り返す肌トラブルを予防します。高精製ワセリン※とは、特別な技術で限りなく不純物を除いたワセリンのことで、肌表面を保護する成分です。バームを肌にのせた瞬間に、体温でとろけて肌になめらかに広がり、肌表面をぴたっと「密封バリア」で保護します。

※ 肌うるおいバリア保護成分

イハダ 薬用クリアバーム

イハダ 薬用クリアバーム 18g (医薬部外品)
価格(税込):1,760円※検証時

商品詳細はこちら

イハダ 薬用クリアバームは、「うるおい密封+美白ライン」のアイテムです。高精製ワセリン※1と抗肌荒れ有効成分グリチルリチン酸ジカリウムに加え、m-トラネキサム酸※2が配合されています。メラニンの生成をおさえてシミやそばかすを防ぎ、ニキビや肌あれも予防します。体温でとろけて肌になめらかに広がり、ベタつきません。

みずみずしい美容クリームのような使用感で、オールシーズン使えます。

※1 肌うるおいバリア保護成分
※2 トラネキサム酸

2種類の違いを検証

イハダ 薬用バームと、イハダ 薬用クリアバームの違いは大きく分けて3つあります。

1つ目の違いは色です。イハダ薬用バームは半透明で、イハダ薬用クリアバームの方は少し白っぽい印象です。塗り広げてのばすと色は消えるので、肌の色が白くなることもなく、使いやすいです。

2つ目の違いは塗り心地です。イハダ 薬用バームは肌がツヤっぽくなり、イハダ 薬用クリアバームは見た目がさらっとしています。ただし、肌の感触はどちらもベタつきがなくしっとりしており、使用感に大きな差はありません。

3つ目は配合成分の違いです。イハダ 薬用クリアバームには、高精製ワセリン※1とグリチルリチン酸ジカリウムだけでなくm-トラネキサム酸※2が配合されています。イハダ 薬用バームのよさはそのままに、メラニンの生成をおさえてシミ・そばかすを防ぐとともに、肌荒れやニキビを防ぐことが期待できます。

※1 肌うるおいバリア保護成分
※2 トラネキサム酸

イハダバームを実際に使ってみてわかった5つのこと

肌にぴたっと密着して日中もうるおいが持続する高精製ワセリン配合

イハダ薬用バームは、特別な技術によって限りなく不純物を除いた「高精製ワセリン※1」を配合しています。塗った瞬間にうるおい保護膜を形成するので、乾燥などの外部刺激から肌を保護して、日中も肌のうるおい環境を保ちます。朝のスキンケアでうるおした肌の水分を逃がさないようバームが保護するため、乾燥によるメイクくずれも防げます。

バームなのにベタつかない

バームはベタつくイメージがありますが、イハダ 薬用バームはベタつきをおさえたソフトでエアリーな使い心地です。肌の上で瞬時にジュワっととろけ、肌にすっとなじみ、そのままぴたっと密着します。肌なじみがよいので、肌表面にベタつき感を残さずにうるおいがキープされる使い心地です。メイクがヨレたりしにくく、朝のスキンケアにも使いやすいです。

抗肌荒れ有効成分配合で肌トラブルを予防

抗肌荒れ有効成分である「グリチルリチン酸ステアリル」を配合し、ニキビなどの肌トラブルを予防します。

花粉の時期の敏感な肌を守るアイテムとして使用できます。筆者は何を塗っても肌荒れしてしまうときには、洗顔後にイハダ 薬用バームのみをたっぷり塗るだけのシンプルケアにしています。とくに花粉の時期に肌のかゆみや赤みをおさえたいときにおすすめです。

ツヤ感をおさえたい人はイハダ 薬用クリアバームがおすすめ

イハダ 薬用クリアバームは、うるおい感や密着感はイハダ 薬用バームと似ていますが、肌に塗ったときの質感はかなり違います。

イハダ 薬用バームは、塗った後にツヤやかな印象になるので、マットやセミマット肌が好みの人には、イハダ 薬用クリアバームがおすすめです。ツヤ肌が好きな人はイハダ 薬用バーム、マットやセミマットが好きな人はイハダ 薬用クリアバームを使用しましょう。

敏感肌や子どもでも使える肌ケアアイテム

イハダのバームは、無香料、無着色、アルコール(エタノール)やパラベン(防腐剤)無添加の低刺激設計になっており、敏感肌や子どもでも毎日使える肌にやさしい使い心地です。とくに、イハダ 薬用クリアバームは、美白有効成分としてm-トラネキサム酸※2が配合されています。敏感になっている肌を外的刺激から守りながら、メラニンの生成をおさえてシミやそばかすを予防することができます。

※1 肌うるおいバリア保護成分
※2 トラネキサム酸

プロが教える!イハダのバームの使い方のポイント

プロのヘアメイクアップアーティストとして活動している筆者が、イハダのバームを上手に使うコツをお伝えします。

保湿にすぐれているイハダのバームは、保湿クリームと同じようにスキンケアの1番最後に使います。

洗顔後に化粧水、美容液、乳液を塗った後に、イハダのバームを塗ります。体温でとろけてのびるため、手のひらに少しずつなじませた後で、顔の中心から外側に向かって塗り広げましょう。

イハダ 薬用バームとイハダ 薬用クリアバームを使用したところ、うるおい感や保湿力に差は感じませんでした。イハダ 薬用クリアバームには美白有効成分が配合されているため、肌の保護と美白ケアを同時にしたいという人は、イハダ 薬用クリアバームがおすすめです。

保湿クリームとバームに関するQ&A

ここからは保湿クリームとバームに関するよくある質問に専門家が回答します。

肌の乾燥のお悩み解決に役立つ情報なので、参考にしてみてください。

  • バームを朝に使用すると日焼けによるシミが気になります。朝に使用しても問題ないのでしょうか?

    バームは油分が多いということから、「油焼け」を気にされているのかもしれません。油焼けはオイルに含まれる不純物が、紫外線や熱などにより酸化することが原因で起こると考えられています。不純物が多いオイルが配合されたバームは油焼けの可能性があるため、朝の使用にはシミやくすみのリスクがあります。

    しかし、純度の高いオイルや高精製のワセリンであれば、油焼けのリスクをおさえて日中の乾燥から肌を守ることができます。朝にバームを使用する場合は、高精製のバームを使用しましょう。

    また酸化したオイルが肌に長時間付着した状態は、油焼けを引き起こす原因になります。朝は洗顔料を使用して、夜に塗った保湿クリームやバームなどを洗い流すようにしてください。

  • クリームとバームの違いを教えてください。

    どちらも保湿アイテムですが、成分や製法、テクスチャーが異なります。クリームは水分と油分を混ぜ合わせてつくられたもので、バームはオイルやワセリンを固めたものです。また、クリームはなめらかで肌なじみがよく、バームは密着力が高い特徴があります。肌の乾燥度合いや状態によって使い分けたり、併用したりするのがおすすめです。

    併用する場合はクリームでうるおいを補給し、補給したうるおいをバームでぴたっと密着させると、より保湿力が高まるでしょう。

イハダのバームは乾燥肌や敏感肌の味方

イハダ 薬用バームとイハダ 薬用クリアバームは、乾燥肌や敏感肌を外的刺激から守り、日中の乾燥を防ぐような存在です。肌にぴたっと密着してうるおいを逃がさないので、乾燥する季節はもちろん、季節の変わり目の敏感になりやすい肌にもぴったりです。

バームはベタつくイメージがありますが、肌にのせた瞬間にオイル状にとろけてなじみます。意外にもさらっとした使用感なのが使いやすいポイントです。

イハダ薬用バームとイハダクリアバームの違いは、見た目のツヤ感と美白有効成分配合の有無※なので、なりたい肌に合わせて選びましょう。

乾燥がひどい季節や花粉の時期は肌がかゆくなる筆者ですが、今年もイハダバームの力を借りて快適に乗り切りたいと思います。

※ メラニンをおさえて、シミやそばかすを防ぐ

今回体験した商品

イハダ 薬用 バーム 20g (医薬部外品)
価格(税込):1,485円※検証時

商品詳細はこちら

イハダ 薬用クリアバーム 18g (医薬部外品)
価格(税込):1,760円※検証時

商品詳細はこちら

本記事にて紹介している商品情報は2023/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

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