レディース香水おすすめ10選｜プロが試してレビュー！似合う香水の見つけ方

おしゃれや身だしなみとしてだけでなく、気分を上げたり、ポジティブな印象を演出できるのが香水。しかし香りの強さや種類も多いため、どう選べばよいか迷ってしまいますよね。

この記事では、香水の基本的なつけ方や自分に似合う香水の選び方について解説しています。手軽に試せるプチプラな香水から有名ブランドの香水まで幅広く紹介していきますので、自分に似合う香水を見つけたい人はもちろん、香水をプレゼントしたい人もぜひ参考にしてみてください。

本記事にて紹介している商品情報は2025/10/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

おすすめの香水のつけ方

まずは香水の香りをきれいに香らせるために、つける場所やつけるときの注意点をお伝えしていきます。

香水をつけるおすすめの部位

香りは下から上にあがるため、香水をつける場所は、胸やお腹、腰、太ももがおすすめです。

手首や耳は、日光があたる位置のため、香水をつける場所としては向いていません。香料によっては光感作（日光によるアレルギー反応）を起こしたり、シミになったりする場合もあるため注意しましょう。ただし、ロールオンの香水は主に屋内で使用されるので、手首につけるのが一般的です。

また、汗をよくかく脇の下や足の裏などは、雑菌とまじって悪臭となりやすいため避けることが大切です。

香りを長持ちさせるコツとつける量

香りを長持ちさせたい場合や乾燥する冬は、つける位置をボディクリームなどで保湿して皮膚を整えてから香水をつけると、香りが長持ちします。

つけ方ですが、まずは一箇所ワンプッシュから。つけた後はこすりません。こすると香りの分子が壊れ、香りのハーモニーがくずれてしまいます。つけたら自然とアルコールが揮発するのを待ちます。

ロールオンタイプは少しずつつけられますので、TPOに応じて量の調整がしやすいです。

香水の香りの変化

香水は香りはじめてから消えていくまで、三段階に変化していきます。つけたての香りから、徐々に強く香りはじめ、残り香として長時間持続する香りへと変わっていきます。香水に含まれる香料によって変化のしかたは異なります。

• トップノート：香水をつけた直後の香りです。シトラスなどさわやかな香りの香料が多いですが、だいたい5分から30分ほどで消えてしまいます。

• ミドルノート：香水をつけてから30分ほどして少しずつ香りはじめ、メインの香りとして前面に出てくる香りです。フローラルな香りなどある程度の強さをもっている香料が使われます。出かける30分前につけたり、待ち合わせの30分前につけるなど香らせたい時間に合わせて、香水をつけられるとよいですね。

• ラスト（ベース）ノート：つけてから数時間後の残り香の香り。つけている人の肌の香りと一体化し、その人の香りになって長く残ります。樹脂や甘いお菓子の香り、ウッディなどの香料が多いです。

もし好みの香水に出会えた際には、どのような香りがはいっているのか確認してみてください。好きな香りが含まれる香水を購入してみると、つけてみてガッカリしない、お好みの香水を確実に見つけられます。

自分に合った香水の選び方

次にレディース香水を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを3つ紹介します。

①自分の好みやなりたいイメージから選ぶ

ローズが好き！お菓子みたいな香りが好き！と好みがわかっている人は、その香料が含まれる香水を選びます。

では、なりたいイメージから香水を選ぶには、どう選んだらよいでしょうか。

このようなときは、「香調」から香水を選んでいきます。香調とは、どんな香料を組み合わせたのか、どんな香りなのか、香りの特徴のことです。以下に代表的な香水の香調の例を紹介します。

シトラスノート

かんきつ系の香料で、湿度が高い日本でもさわやかに感じられるため日本人に人気の香調です。さわやかでフレッシュな香調は、トップノートで香水の第一印象をつくり、「さわやかさ」や「明るさ」をイメージさせます。老若男女問わず好まれる香りで、「親近感」を与えたいときにも。

香水っぽいきつい香りが苦手な人や、オフィスでも好まれる香水をお探しの人におすすめです。

フローラルノート

レディース香水でもっとも愛されている香調です。ローズやジャスミンなど多様な花の香料が調合されていて、エレガントで女性らしいイメージを表現するのにぴったりな香調です。使用する花の香料や配合により、清純、ゴージャス、ミステリアスなどさまざまな女性像がイメージさせられます。

女性らしい香りの香水を探している人は、どんなお花の香りがはいっているかチェックしてみてください。

フルーティーノート

ピーチやベリーなどジューシーで甘いフルーツバスケットのような香りです。近年若い女性に人気な香調で、夏向きの香水としてフルーティーな香水がよく出ます。明るく愛らしいイメージで、フローラルの香りと一緒に調合されていることが多いです。

グルマンノート

バニラやキャラメルなどおいしそうな甘いお菓子をイメージした香りです。キュートでかわいらしい印象を与え、時間がたつにつれて濃い甘さが出てくるベースノートの香調です。

オリエンタルノート

西洋人からみた「東洋的な」、エキゾチックでミステリアスなイメージをさせる香調です。甘い樹脂、お香に使われる白檀、セクシーなスパイスなどが調合されています。ゴージャスで妖艶なイメージもあり、甘めで重く、しっかりとした香りの香調です。

石けんの香り

さわやかで清潔感ある香りです。シャンプーの香りのように、無垢でありながらドキッとさせるイメージもあります。季節問わず使え、仕事のときでも使いやすいさわやか系の香りです。

ティーの香り

お茶をイメージした香りで、紅茶や緑茶、ホワイトティーなどそれぞれ少しずつ香調が異なりますが、「さわやかさ」と「落ち着き」が感じられるのが特徴的です。ちなみに、私が初めて買った香水もブラックティーの香りの香水でした！

②香りの強さから選ぶ

香水は、アルコールにとかした香料の割合（賦香率）によって、「パルファン（香水）」「オードパルファン」「オードトワレ」「オーデコロン」の4種類に分類されます。賦香率が高いものほど香りが深く、持続時間も長くなります。

香水を使用したいシーンに合わせて、適切な香りの強さや持続時間のものを選んでみてください。

• パルファン：賦香率15%～30%　5時間〜7時間、上質な香りが長時間持続します。

• オードパルファン：賦香率10%～15%　5時間前後、香りが持続します。お手頃に、比較的長い時間香りが楽しめます。

• オードトワレ：賦香率5%～10%　3時間〜4時間、香りが持続します。日常的に使いやすいです。

• オーデコロン：賦香率3%～5%　1時間〜2時間、香りが持続します。リフレッシュ目的やスポーツ後に、カジュアルに使いやすいです。

ただし最近の有名ブランドの香水では、単なる香料の濃度の違いでなく、種類によって違った香りに仕上げられている場合もあります。

軽やかに日常的に使いたい場合はオードトワレ、しっかり香らせたい場合はオードパルファンのように、香水を使いわける指標にもしてみてください。たとえば、スポーツのときは軽めのオーデコロン、オフィスではオードトワレ、退社後のデートにはしっかり香るオードパルファンなどシーンごとに香水を使いわけると便利です。

③季節に合わせて選ぶ

香りは、湿度が高いところでは、重く強く感じ、逆に湿度が低く乾燥したところでは、軽くさわやかに感じます。日本には四季があり、香りの感じ方も変わるため、季節に合わせるだけでも香りが4種類楽しめます。

• 春：湿度も温度もそれほど高くないので、花やフルーツの香りをやわらかく香らせて、春らしさを楽しめます。フローラルやフルーティーな香りの香水がおすすめです。

• 夏：湿度が高く香りが重たく感じますので、さわやかさを感じられる香りですと快適です。甘さをおさえたさわやかなシトラスや石けんの香りの香水がおすすめです。

• 秋：気温も湿度も下がり、センチメンタルな気分になりやすい季節です。落ち着いたティー系や大人っぽいフローラルな香りの香水もおすすめです。

• 冬：湿度も温度も下がり空気が乾いているので、濃厚な香りをつけても楽しめる季節です。ゴージャスなオリエンタルな香り、甘いお菓子のようなグルマンの香りの香水がおすすめです。

レディース香水おすすめ10選｜プロが試してレビュー

ここからはおすすめのレディース香水を紹介します。とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。

よくある質問

ここからは香水についてよくある質問に専門家が回答します。

香水を効果的に使うために役立つ情報なので、参考にしてみてください。

• 香水の保管方法や使用期限は？

  香水は、日光、湿度、温度によって変質します。インテリアとして飾っておきたいかわいい香水ボトルが多いですが、よい香りを長持ちさせるという点では、直射日光を避け、涼しい場所に保管しましょう。

  また、香水はアルコールがほとんどですので火気の近くの使用、保管は避けることが大切です。

  使用期限は、一般的に開封後1年となります。使い切れず余ってしまった香水は、ルームフレグランスにしたり、コットンやティッシュに含ませてクローゼットや靴箱に入れたりして使えます。

  特に、ロールオンタイプの香水は、肌に直接触れるためより変化しやすいです。開封後はなるべく早めに使い切りましょう。

• 男性にも好評な香水は？

  『モテる香水』がほしいというお声はよく聞きますが、香りの好みはひとそれぞれです。一般的には以下の香調が男性に好評だと言われています。

  • 清潔感がある石けんの香り

  • 女性らしいフローラルノート

  • さわやかで明るい印象のシトラスノート

  初めて香水を使う場合は、まず近づいたときにほんのり香るぐらいの濃度で、さりげなく清潔感のある香水から試してみるのがおすすめです。自分が好きと感じる香り、自分のイメージに似合う香水を見つけたら、それをデート前などにしっかり香る位置につけてみましょう。

• 香水をプレゼントしたいときはどう選ぶ？

  ひとによって香りの好みが異なりますので、香りのプレゼントは難しいですよね。私のおすすめは、あげる相手の生活やイメージに似合うものを選んでみることです。

  「いつもピンクを着てるからかわいい香りが似合うと思って」
  「仕事のときはキリっとしてるからリフレッシュしてほしくて」
  「いつもがんばってるから寝る前は甘い香りでリラックスしてね」
  など、相手のことを思いやる言葉も添えてみると、相手への想いがより伝わりますね。

  飾っておくだけでも気分があがるようなパッケージやボトルデザインで香水を選んでもよいと思います。

• ローズの香りが好きで、はいっている香水を買ってみましたが、思った香りと違いました。どうしたら香水選びで失敗しづらい？

  ほとんどの香水は三段階に香りが変化していくので、つけたての香り（トップノート）だけでなく、ミドルノート（30分後）、ベースノート（数時間後）の香りがどう香るかを確認してから購入するようにしましょう。

  その際、ムエット（試香紙）に香りをつけて持って帰るのではなく、手首など自分の肌につけて、どう香るか試してみましょう。

  ローズの香りの香水と言っても、純粋にバラの香りを表した香水なのか（シングルフローラル）、ほかにフルーツなど甘い果実の香りも含まれているのか（フルーティーフローラル）、妖艶でミステリアスな香料たちと調合されオリエンタル調になっているのか（フロリエンタル）、香調がさまざまあります。どんな香りが含まれていて、どう変化するか、香調に関する情報もよく見てみてください。

本記事にて紹介している商品情報は2025/10/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。