アイメイクは顔の印象を左右する重要なパーツ。そのため、パーソナルカラーを意識したメイクをするときに、まずアイシャドウから取り入れてみるという人が多いと思います。
今回は、パーソナルカラー※の中でもイエベ秋の人におすすめのアイシャドウを9種類ピックアップして塗り比べてみました。
イエベ秋の人へのおすすめポイントはもちろん、それ以外のパーソナルカラーの人が使用するときのメイクポイントも紹介しているので、ぜひ商品選びの参考にしてください。
※ パーソナルカラーは統計に基づいて4タイプに分類しています。すべての人がきっちりと1つのタイプに当てはまるというわけではなく、しっくりこないと感じる人もいます。肌の調子や、ヘアカラーや顔回りのアクセサリーの影響で見え方が変化することもあります。パーソナルカラーはあくまで傾向で、それにとらわれる必要はなく、ご自身の好きなファッションを楽しんでください。

空山 菜摘
本記事にて紹介している商品情報は2024/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
イエベ秋の特徴
黄みがかった濃いめの色味の肌が特徴です。日焼けをしたときに黒くなりやすい人や、ゴールドのアクセサリーが似合う人がイエベ秋です。マットな質感や深みのあるこっくりとした色味が得意なタイプなので、落ち着いた印象に見えるのが魅力です。
イエベ秋に似合うアイシャドウの選び方
ここでは、イエベ秋に似合うアイシャドウの選び方を、色別に紹介します。
1.オレンジや暖色系ブラウンのカラーを選ぶ
イエベ秋の人は名前のとおり「秋」を連想させる色味が似合う傾向にあります。そのため、オレンジやブラウンの中でも、赤みのあるブラウンやテラコッタ系の暖色感が強いオレンジもおすすめです。
2.暗めのカラーを選ぶ
色味の系統はオレンジやブラウンなどの暖色系と前述しましたが、トーンを重視して選ぶのもポイントです。オレンジの中でもパステル系ではなく、しっかり色づく原色系やダーク系のトーンの色味を選ぶなど、明るいカラーではなく暗めのカラーを選びましょう。
3.パーソナルカラーの2ndに合わせて選ぶ
パーソナルカラー診断では、メインのパーソナルカラー(1stカラー)と、2番目に得意なパーソナルカラー(2ndカラー)が把握できます。1stカラーがイエベ秋の人は、2ndカラーの色味を参考にして多色パレットを選ぶのもおすすめです。
2ndカラーがイエベ春の場合は、黄み系やオレンジ系というような色味を優先し、2ndカラーがブルベ冬の人は、色味の系統ではなく暗さを重視するのがよいでしょう。
イエベ秋におすすめのアイシャドウ9選|プロが試してレビュー
ここからはイエベ秋におすすめのアイシャドウを紹介します。また、とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。
今回のご紹介の商品以外にも
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1.オレンジよりピンクが好きな人におすすめしたい「b idol (ビーアイドル)」

b idol (ビーアイドル)
THE アイパレR 07あの頃のコーラルブラウン
価格(税込):1,980円※検証時
オレンジ要素が少なめの仕上がりになるので、ピンク系のアイシャドウが好きなイエベ秋の人にもぴったり!
ピンク寄りな色味が好きな人にぴったり

オレンジ系よりも、ピンク系のアイシャドウが好きなイエベ秋の人におすすめしたいのが、オレンジの要素が弱めのこちらのパレット。締め色が赤みのあるブラウンカラーなので、イエベ秋の人でもしっくりくるはずです。
華やかにもナチュラルにも仕上げられる

大粒ラメのカラーとパール感のあるカラーの2種類があるため、TPOに合わせて仕上がりを変えることができます。華やかに仕上げたいときは左下のラメシャドウを使用し、ナチュラルに仕上げたいときは右下のパールシャドウを使用するというのがおすすめです。
写真のように、まぶたの真ん中と下まぶたに左下のラメシャドウをのせると、華やかで立体感のある印象に仕上がります。
2.しっかり黄みを出したい人におすすめ「Fujiko(フジコ)」

Fujiko(フジコ)
足しパレ 01彫り深ウォーム
価格(税込):2,178円※検証時
暖色カラーが4色揃ったザ・イエベ向きのパレット。ニュアンスカラーが多いので、締め色の使用頻度が少ない人にもぴったりです。
暖色揃いのザ・イエベ向きカラー

ニュアンスの違う暖色が4種類揃ったパレット。ブラウンカラーを締め色として使うことはできますが、濃すぎないので「締め色はあまり使わない」という人にもぴったりです。
組み合わせによって雰囲気も変わるので、黄みが苦手な人はピンクカラーとブラウンカラーで仕上げるのがおすすめです。このパレットはイエベ春の人にも似合います。
しっかり黄みを出したい人におすすめ

今回はイエベ秋の人におすすめのアイシャドウということでパレットの右2色(スウォッチ写真は下2色)の色味を使って仕上げてみました。少しのせるだけでもはっきりと黄みが出るので、高発色なアイシャドウが好きな人にも好まれると思います。
明るすぎず暗すぎもしない、絶妙なトーンが魅力のアイシャドウパレットです。
3.アイラインとしても使えるグリッターシャドウ「パルガントン」

パルガントン
パールライナー&シャドウ #20 テラコッタゴールド
価格(税込):1,100円※検証時
テラコッタ色をベースに、ざっくりラメが入ったリキッドタイプのアイシャドウ。アイラインとしても使えて、華やかな要素を加えたいときにぴったり。
ラメ好きにはたまらない発色

リキッドタイプでグリッターに近い使用感のアイシャドウ。ベースカラーがテラコッタなので、イエベ秋の人にはぴったりなカラーです。
ブラシでまぶたに乗せてから指でしっかりとぼかすと、これ1つでも華やかな仕上がりになります。
アイライナーとしても使える

チップではなくブラシタイプなので、アイラインとしても使用することができます。
「まぶた全体へ塗るのは少し派手に感じる」「ラメシャドウは苦手」「でも華やかさは欲しい」という人は、アイラインとして使用してみてください。アイラインとして全体に引いたり、目尻の延長線だけに加えたりすることで、トレンド感のあるアイメイクに仕上がるのでおすすめです。
4.ぼかしやすいから使いやすい秋色パレット「CHIFURE(ちふれ)」

CHIFURE(ちふれ)
グラデーションアイシャドウ 72
価格(税込):693円※検証時
イエベ秋の人にぴったりな締め色の2色と、ぼかしやすいベースカラーが揃っています。明るさなどの色味調整がしやすいパレットです。
明暗を変えて楽しめる4色

上段のベースカラー2色はイエベ春の人でも使えるくらい明るめの色味なのに対し、下側の2色はこっくり秋を連想させる色味。組み合わせや塗る範囲を調整することで、明るめにも暗めにも仕上げることができるアイシャドウパレットです。
濃い色もぼかしやすい

下側の2色は比較的濃い発色のアイシャドウですが、上側のベースカラーが明るく、さらにふんわりとした粉質のため、べたっとした印象にならずぼかしやすいです。
オレンジブラウンを使ってアクセントのあるアイメイクに仕上げたり、ベースカラーでしっかりとぼかしてナチュラルに仕上げたり、1つのパレットで印象を変えることもできますよ。
5.暗さ・くすみを重要視する人にぴったりな「Visee(ヴィセ)」

Visee(ヴィセ)
ニュアンスマットクリエイター RD-2 ハンサムレッド
価格(税込):1,320円※検証時
全体的に暗めでマットな質感ながら、ふんわり色づく粉質でレッドカラーも入っているため、くすんで見えにくい優秀パレットです。
暗さ・くすみが好きな人にぴったりのパレット

今回紹介するアイシャドウの中でも、全体的に暗めのカラーかつマットなテクスチャーなので、暗さやくすみ感を重視したい人にぴったりのパレット。べたっと色づかず、ふんわり色づく粉質のため、濃く仕上がりにくいのが魅力です。
左下のグレージュ系カラーを多めに使えば、ブルベ冬の人にも似合う色味に。トレンドのくすみ感を演出しやすい、高機能なアイシャドウパレットです。
くすみカラーなのに血色感を加えることができる

暗めのカラーでマットな質感ばかりだと、「目元がくすんで見えそう」と心配になってしまう人も多いはず。しかし、このパレットにはレッドカラーも入っているため、アイラインとして目のキワに引いたり下まぶたの中央に細く入れることで、血色感を足してフレッシュな印象に仕上げることができます。
6.ハイライトとしても使えるマルチな5色パレット「Visee(ヴィセ)リシェ」

Visee(ヴィセ)リシェ
パノラマデザイン アイパレットBR-1 ベージュブラウン 5.5g
価格(税込):1,430円※検証時
チョコレートカラーが好きなイエベ秋の人向きのアイシャドウパレット。ハイライトとして使用できるカラーもあり、幅広いメイクに使えます。
どの組み合わせでも使える5色

多色パレットは色選びが難しいと感じる人も多いですが、こちらは同系色が5種類組み合わさっているため、どの組み合わせで塗っても統一感のある仕上がりになります。
黄み寄りですがオレンジのニュアンスは控えめなので、チョコレート系のブラウンカラーが好きな人におすすめです。
ラメカラーやハイライトカラーが絶品

右上はゴールド寄りのラメカラーなので、イエベ秋の人の目元をさらに華やかに見せます。また、左上のベースカラーはハイライトとしても使えるため、1つで立体感のあるメイクに仕上げることができますよ!
写真では、目頭の横下(鼻の付け根の横)にベースカラーを塗ってみました。ハイライト効果で、肌のみずみずしさと立体感が演出できますね。
7.メイク初心者にもぴったりな「CEZANNE(セザンヌ)」

CEZANNE(セザンヌ)
トーンアップアイシャドウ 01 ナチュラルブラウン
価格(税込):638円※検証時
暖色感が強すぎないのでメイク初心者でも使いやすいアイシャドウパレット。中間色と締め色の割合を調整することで、より似合う仕上がりに近づきます。
王道ナチュラルブラウンパレット

オレンジ感が強すぎないベーシックなブラウンカラーのパレットのため、メイク初心者に特におすすめしたいアイシャドウです。
ほんのりとしたパール感は、マット寄りのアイシャドウが似合う傾向にあるイエベ秋の人にもぴったりの質感です。
中間色と締め色の割合で好みの仕上がりに

中間色は暖色感が強く、締め色は暖色感が少なめのカラー。そのため、オレンジや黄みの強い色を重視する人は、中間色を広範囲に使用するのがおすすめです。
逆に、暗めに仕上げたい場合は、締め色を広範囲に使って中間色は控えめに塗るのがよいですよ!
8.ベースカラーとして万能な「KiSS(キス)」

KiSS(キス)
メロウシャドウ 01 ムーンシトロン 5.3g
価格(税込):1,320円※検証時
微細パールの光沢が上品な単色シャドウ。イエベの人になじむ色味で、ベースカラーとして仕込むのもおすすめです。
ベースカラーにぴったりなナチュラルシャドウ

肌なじみのよい、黄みのあるベージュカラーです。ベースカラーとして仕込むことで、上から重ねるアイシャドウをイエベ寄りのカラーに仕上げることができます。
締め色ほどの濃度はありませんが、ほどよい陰影を仕込むことができ、1色でもきれいなアイメイクに仕上がりますよ!
ほどよい光沢感でくすみを防止

微細パールが配合されているため、ラメよりは落ち着いた印象を保ちつつ、光沢感を出すことができます。くすんだ色味を払拭するだけでなく、上品で落ち着いた印象に仕上げるので、大人も使いやすいアイシャドウです。
しっとりした質感なのに、ヨレてシワになりにくいところもおすすめポイントです。
9.指だけで簡単きれいに仕上がる「FASIO(ファシオ)」

FASIO(ファシオ)
グラデーションアイカラー04オレンジブラウン
価格(税込):1,045円※検証時
イエベ秋だけでなくイエベ春の人も使いやすいオレンジブラウンの2色パレット!指塗りでもきれいに仕上げることができます。
使いやすいオレンジ×ブラウンのデュオアイシャドウ

明るめオレンジとこっくり系ブラウンの2色は、イエベ秋の人だけでなくイエベ春の人にもぴったりのカラーです。ブラウンを多めに使うとイエベ秋向き、オレンジを多めに使うとイエベ春むきの仕上がりになりますよ!
指一本で簡単グラデに仕上がる


2色の境目に指を置いてアイシャドウを取り、そのまま横にスライドしてまぶたへ塗ることで簡単にグラデーションのような仕上がりになります。
ほのかにラメが入っているため濁った印象になりにくく、メイクが不得意な人や時短でアイシャドウを仕上げたい人にも便利です。
商品詳細はこちら
今回のご紹介の商品以外にも
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よくある質問
ここからはイエベ秋の人のメイクについてよくある質問にプロが回答します。
自分に似合うメイクをするために役立つ情報なので、参考にしてみてください。
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暗めの色を選ぶとくすんで見えるため改善策を知りたい
暗めカラーやマットな質感ばかりで仕上げると、くすんで見える可能性が高いです。ラメシャドウをアクセントで入れたり、完全マットな質感ではなくパール感のあるシャドウで同系色を選ぶのもおすすめ。
また、ボルドーなどの赤みのある色味をポイントで入れることで血色感を加え、くすんで見えにくくすることもできます。
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アクセントカラーでイエベ秋に似合う色を選ぶなら、何色がおすすめ?
イエベ秋の人がアクセントカラーとして選ぶ場合、テラコッタやカーキなどの色味がおすすめです。王道のブラウンカラーとの相性もよいので、トライしやすいと思います。
アイシャドウでは難しいと思う人は、アイラインでアクセントカラーを取り入れてみてくださいね。
本記事にて紹介している商品情報は2024/11/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。