フロスおすすめ9選|プロがおすすめ商品をレビュー&選び方を紹介

公開日:2024年2月20日

更新日:

歯と歯の間の清掃用具フロスを使っていますか?歯ブラシだけでは行き届かない汚れを取るのに有効なアイテムです。歯間クリーナーと呼ばれることもありますね。

フロスはさまざまな種類が発売されております。パッケージは糸巻きタイプ・ホルダー付きタイプがあります。また、糸の種類にもワックスタイプ・アンワックスタイプがあり、太さや形状もさまざまなものが販売されています。

今回はオーラルケアのプロが、特徴と選び方について解説します。また、タイプの異なるさまざまなデンタルフロスから、おすすめの商品を試しながら、詳しく解説していきます。

お口の状態は人それぞれ違いますし、生活習慣も異なりますので、自分にとって「使いやすいフロス」を選ぶ際の参考にしてください。

※「フロス」は、「デンタルフロス」と表記される場合もありますが、同じものを指します。

この記事の監修者
オーラルケアアドバイザー
真野 彩乃
オーラルケアに携わって20年以上。都内歯科医院で勤務後、行政機関などでさまざまな年代の方の歯の悩みに寄り添ってきました。現在は、フリーランスとして街のクリニック・歯科衛生士養成学校・地域の歯科保健活動に関わりながらオーラルケア専門のライターとして活動中。

本記事にて紹介している商品情報は2023/9/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

フロスは使ったほうがいい?毎日の使用もOK?

フロスは、ぜひ毎日の歯磨きに併用して使って欲しいアイテムです。

歯ブラシだけの清掃では、どんなに丁寧に磨いても全体の汚れの6割程度(61.2%)しか除去できないと言われています。歯ブラシにフロスを加えた場合は79.0%となり、歯ブラシに加えて歯間ブラシとフロスを併せて用いると84.6%まで向上するというデータ※もあります。

フロスなどの歯間清掃用具を使うことで、汚れをオフする効率が格段にアップします。ぜひ毎日使用するようにしてください。

※ 歯間清掃具によるプラーク除去効果の臨床的検討。日歯保存誌.48(2):272-277.2005 より引用

フロスの選び方

フロスには、「糸巻きタイプ」と「ホルダー付きタイプ」などの種類に分かれ、素材や形状、ワックスの有無など、さまざまな商品が販売されています。それぞれの特徴とおすすめの人を解説します。

フロスの種類

フロスの種類は大きく分けて「糸巻きタイプ」と「ホルダー付きタイプ」があります。

糸巻きタイプ

フロスが糸のように巻かれていて、必要な長さの分だけ切り取って、指で動かして使用します。慣れないと指での操作が難しい場合がありますが、慣れると、どの部位でも自由に動かしやすいという便利さがあります。デンタルフロスの使用に慣れた人におすすめです。

ホルダータイプ

プラスチックなどのホルダーにあらかじめフロスが取り付けられています。指で操作するのが難しい人、フロス初心者に向いています。

ホルダータイプは、ホルダーの形状から立体的な「Y型」と平面的な「F型」の2種類があります。

F型は比較的前歯に使いやすいタイプで、Y型は奥歯に使いやすいタイプです。

フロスの素材

フロスの糸に使用される素材によって、特徴が異なります。代表的なものは「ナイロン」「ポリエステル」「ポリエチレン」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ナイロン

頑丈で摩擦力が強く、切れにくいのが特徴です。汚れをしっかりとかき出すことができます。繊維にさまざまなアレンジができるという強みがあり、たとえば抗菌効果のあるAG素材を糸に織り交ぜたり、環境にやさしい生分解性の素材を使用したりすることもできます。ただし、素材が硬めなので、歯茎が繊細な人や痛みを感じやすい人は、強い刺激を与えてしまうことがあります。

ポリエステル

ナイロンに比べて、やわらかい質感です。細束状になった糸が、ふんわりと汚れを絡め取ります。歯茎への刺激がソフトです。ただし、強い力が加わると、糸が切れやすいので、歯間が狭い場合や詰め物や被せ物が引っかかりやすい場合は不向きなこともあります。

ポリエチレン

ナイロン製よりも糸が細くて強度があり、とにかく糸が切れにくい点が魅力です。歯間が狭い人など、フロスが入りにくい人におすすめです。ただし、糸が非常に細いため、汚れを取り除くのに何往復も必要になる場合があります。

フロスの紐の形状

フロスの糸の形状で一般的なものは、紐状のタイプです。それ以外には次のような特殊な形状のものもあります。

テープタイプ

断面が平べったくなっている、テープ状のものです。薄いので歯間部に挿入しやすく、平らな面でこすり上げることで、一度に多くの汚れが取れるようになっています。

エクスパンドタイプ

口の中に水分を含むと、ふくらむタイプです。フロスの紐がふくらむことによって、歯間部の汚れが絡み取るようにして効率的に除去できます。歯間が広い場所に有効です。またやわらかいため、歯茎の痛みに敏感な人に有効です。

ワックスがあるかどうか

フロスには「ワックスタイプ」と「アンワックスタイプ」があります。パッケージへの表記は英語で「wax」「unwax」と記載されていることが多いです。

ワックスタイプは表面をワックスでなめらかにしているため歯間に入りやすいのが特徴です。一方でアンワックスタイプは、ワックスタイプと比較してすべりはよくありませんが、糸の繊維が広がりやすく汚れが絡まりやすいという特徴があります。

歯間が狭くうまく糸が入らない人や、初心者でうまく糸を入れられない場合は、ワックスタイプを選ぶのがおすすめです。

フロスおすすめ9選|オーラルケアのプロが試してレビュー

ここからはオーラルケアのプロがおすすめの商品をレビューしながら紹介していきます。

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画像 詳細 商品名 おすすめポイント

matsukiyo
詳細はこちら デンタルフロス 50m ナイロン素材で切れにくく、被せ物や詰め物があっても、歯間にフィットして使いやすい。コンパクト設計ながら、50m巻きの大容量。程よいミント味で、家族でシェアするのもよし。

クリニカアドバンテージ
詳細はこちら なめらか スリムフロス デンタルフロス 40m 糸が細いのに丈夫な糸巻きタイプで、狭い歯間にも使いやすい。細かな歯垢もすっきりキャッチできて気持ちいい。持ち運びにも便利なデザイン。

クリニカアドバンテージ
詳細はこちら スポンジフロス デンタルフロス 40m 切れにくいナイロン素材のフロス。一般的なフロスが入りにくい狭い歯間でも入れやすい。キシリトールによる甘めのミント味でお子様も使える。持ち運びに便利な糸巻きタイプ。

G.U.M
詳細はこちら デンタルフロス アンワックス ふくらむタイプ 40m 歯ぐきへのあたりがやわらかいところが魅力。ノンフレーバーなので、お食事中やお子様にも使いやすい。コンパクトな糸巻きタイプ。

クリニカアドバンテージ
詳細はこちら デンタルフロス Y字タイプ 18本入 Y字型ホルダーのタイプで、フロスが苦手な人にもおすすめ。すべりがよく、狭い歯間部にもスムーズ。120本のミクロ繊維が歯垢を絡めとる。

リーチ
詳細はこちら 1450 デンタルフロス 50m 高濃度フッ素配合のフロス。ワックス加工で狭い歯間にも入りやすく、フロス初心者やむし歯予防したい人におすすめ。ノンフレーバー・無香料。

フレッシュ
詳細はこちら フロスピック 100P 小ぶりサイズで前歯にも奥歯にも使いやすい。ふわふわとした素材で、歯ぐきへの刺激が少ない仕様。持ち運びケース付きで、外出時にもおすすめ。

オーラルB
詳細はこちら プレミアムデンタルフロス 40m テープのように薄くて幅のある形状のフロス。歯と歯の間の面をしっかりと包み込み、汚れを一度でこすり取る。強めのミント味ですっきり爽快。

G.U.M
詳細はこちら デンタルフロス&ピック Y字型 30本入 フロスと爪楊枝のようなピックでできた、1本で2役の使い方ができるフロス。ゆるめに張ってあるため、ソフトな使用感で歯面にも沿わせやすい。フロスを使ったことがない人にもおすすめ。

本記事にて紹介している商品情報は2023/9/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

今回のご紹介の商品以外にも
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1.効果的に汚れを絡め取るスポンジ状の糸が魅力「matsukiyo」

matsukiyo
デンタルフロス 50m
価格(税込):305円※検証時

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真野 彩乃

ナイロン素材で切れにくく、被せ物や詰め物があっても、歯間にフィットして使いやすいです。コンパクト設計ながら、50m巻きの大容量。程よいミント味で、家族でシェアするのも◎

スポンジ状にふくらんで歯垢を絡め取る

水に触れるとスポンジ状にふくらむようになっており、効率的に汚れや歯垢をオフします。唾液に触れる前は、細い糸状で、ワックスが塗布されているタイプのため、歯間へも無理なく挿入できます。

「matsukiyo デンタルフロス」は使っている最中に徐々にスポンジ状にふくらんできます。そのため、歯間にしっかりとフィットして汚れを絡め取ることが可能です。素材はナイロンで切れにくいため、被せ物や詰め物のあるところでも、気にせず使えます。

大容量タイプだから家族でたっぷり使える

フロスは一回使用すると汚れるため、使い捨てのアイテムです。「matsukiyo デンタルフロス」は持ち運びができるコンパクト設計ながら、中身は50m巻きの大容量。使用量を気にせずどんどん使うことができます。

1回の清掃で何本も取って使う人、日常的にフロスを何度も使いたい人におすすめです。また家用として家族で使用する場合にもおすすめです。

やさしいミントフレーバーで程よく爽快

香味は、ほんのり味が残る程度の使いやすいミントフレーバーです。使用した後は、すっきりした爽快感があります。

キシリトールの甘さも含んでいるため、子どもでも気にならない程度のやさしいミント風味だと思います。むし歯になりたくない人は、ブラッシングと合わせて、フロスの使用で歯垢や汚れを落とすことをおすすめします。

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2.歯間にすっと入りやすいフロス「クリニカアドバンテージ なめらか スリムフロス」

クリニカアドバンテージ
なめらか スリムフロス デンタルフロス 40m
価格(税込):492円※検証時

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真野 彩乃

糸が細いのに丈夫な糸巻きタイプで、狭い歯間にも使いやすいフロス。細かな歯垢もすっきりキャッチできて気持ちよいです。持ち運びにも便利です。

狭い歯間に入りやすい糸

丈夫なナイロンとやわらかいポリエステルを組み合わせた複合糸でできています。両方のよさを組み合わせており、糸が細いのに丈夫なつくりになっています。狭い歯間部にもスルッと入りやすく、初心者や歯間部に入れるのが苦手な人でも使いやすいでしょう。

糸の繊維が細いので、細かな歯垢もキャッチできて、すっきりとした使用感です。

携帯性にすぐれたスリムなデザイン

「クリニカアドバンテージ なめらか スリムフロス デンタルフロス」はスリムでコンパクトなデザインです。装飾が少ないスタイリッシュなデザインなので、気軽に持ち運びができます。ポーチやカバンの中に入れてもじゃまになりません。

フロスのケースは、ブルー・ホワイト・ピンクの3色があり見た目もかわいらしい印象です。フロスを使うことが習慣になってくると、外出中の食事の後に使いたくなるケースも多くなります。そんなときに、持ち運びしやすいデザインはうれしいですね。

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3.挿入のしやすさが魅力「クリニカアドバンテージ スポンジフロス」

クリニカアドバンテージ
スポンジフロス デンタルフロス 40m
価格(税込):492円※検証時

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真野 彩乃

切れにくいナイロン素材のフロス。狭い歯と歯の間にも使いやすいです。キシリトールによる甘めのミント味なので、お子様の使用にも◎

持ち運びに便利な糸巻きタイプ。

歯間に挿入しやすいワックスコートと汚れが落ちるスポンジ仕様

歯間に挿入しやすいワックスコート仕様です。切れにくいナイロン素材で、若干細めの糸でできています。一般的なフロスが入りにくい狭い歯間でも入れやすいのでおすすめです。

水に濡れると、スポンジ状にふくらむ仕様になっているので、挿入しやすい細いワックスコートながら、入れた後は唾液に触れてふくらむので、汚れを絡め取りやすいという特徴があります。効率よく歯垢をとることができるのもおすすめのポイントです。

キシリトール配合のさわやかミントフレーバー

さわやかな少し甘めのミントフレーバーがほんのりついています。使用した後に少し味が残る程度で、強いミントではないのでお子様の使用にも。家族みんなで使用できるのがおすすめです。

甘さは、虫歯になりにくい甘味料「キシリトール」によるものです。キシリトールは、虫歯菌の餌にならないばかりか、虫歯菌の力を弱める働きがあるので、歯間部の虫歯予防にもなります。

持ち運びにも便利なコンパクト設計

フロスの使用に慣れてくると、昼食後など、外にいるときでも歯と歯の間の汚れを取りたくなることがしばしばあります。「クリニカアドバンテージ スポンジフロス」は、見た目がスマートかつコンパクト。かわいくて持ち運びしやすいのはうれしいです。

私も化粧ポーチの中にこのフロスを入れて持ち歩いています。手のひらにコロンと収まる大きさで、ポケットに入れてもじゃまになりません。

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4.ハグキにやさしいふくらむスポンジタイプ「G.U.M(ガム)」

G.U.M(ガム)
デンタルフロス アンワックス ふくらむタイプ 40m
価格(税込):627円※検証時

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真野 彩乃

歯ぐきへのあたりがやわらかいところが魅力。ノンフレーバーなので、お食事中やお子様にも使いやすいですよ。コンパクトな糸巻きタイプ。

口の中でふくらむスポンジ仕様

比較的細めの紐ですが、口のなかで使用していると次第にふくらんでスポンジ状になります。歯ぐきへのあたりがやわらかいので、歯ぐきを傷めやすい人や、強い刺激が苦手な人にもおすすめです。

素材は特殊なナイロンで切れにくく、スポンジ状になった紐がしっかり歯間部にフィットして、汚れを絡め取ります。

アンワックスタイプで汚れをしっかり絡め取る

「G.U.M(ガム)デンタルフロス アンワックス ふくらむタイプ」はアンワックスタイプなので、繊維に汚れが絡まりやすい特徴があります。糸が細めで頑丈なので、アンワックスタイプの「歯間への挿入のしにくさ」もしっかりカバーされています。

歯間が狭い人、歯並びに凸凹がある人にもおすすめです。挿入しにくいような詰め物・被せ物のある部位にも使いやすいです。

またアンワックスは、ワックスタイプよりも汚れを取る能力が高いため、スポンジ状にふくらむことと合わせて、Wで汚れを落としやすくなっています。

ノンフレーバータイプで誰でも快適に使用

「G.U.M(ガム)デンタルフロス アンワックス ふくらむタイプ」はノンフレーバータイプです。香味の好みに関係なく、快適に使用できます。使用した後も、口のなかに味が残ることがありません。食事中に席をはずしてフロスをする場合でも、味が残らないので美味しく食事を続けることができます。

また、子どもの仕上げ磨きにもおすすめです。歯と歯の間に隙間が少ない子どもの場合、歯間部から虫歯になるケースが増えています。虫歯予防のためにも積極的に利用することが大切です。

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5.簡単に挿入し汚れをしっかり絡め取る「クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ」

クリニカアドバンテージ
デンタルフロス Y字タイプ 18本入
価格(税込):330円※検証時

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真野 彩乃

Y字型ホルダーのタイプで、フロスが苦手な人にもおすすめです。すべりがよいので、狭い歯間部にもスムーズ。120本のミクロ繊維が歯垢を絡めとります!

奥歯に挿入しやすいY字型

「クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ」はY字型ハンドルで、奥歯に挿入しやすいのが魅力です。フロス初心者でも扱いやすい設計となっています。もちろん前歯にも挿入できます。

フロスが入れにくいという人におすすめです。上の奥歯は鏡で見えにくいですが、何度か繰り返し行い、コツをつかめば大丈夫です。

高強度フロスで切れにくく何度も使える

「クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ」の糸は高強度ポリエチレンでできています。ポリエチレンは、とにかく丈夫であることがメリットです。ポリエチレン自体は糸が細いのですが、何重にも束ねているので、歯間部に丁度よい太さになっています。

すべりのよいフロスなので、狭い歯間部にもスムーズに入ります。洗って何度か使用できるのもメリットです。歯ブラシと同じように洗ったら、立てかけるなどして、衛生面に配慮して保管しましょう。

幾重にも束ねた繊維が汚れを絡め取る

ポリエチレンの細い糸を幾重にも束ねた構造になっています。糸に多少のたるみをもたせて張っているので、歯面に糸をフィットさせることができます。そして、120本のミクロ繊維が歯垢を絡め取っていきます。

フロスをした後、見てみるとゴッソリ毛束に歯垢が絡みついているのが見て取れます。目に見えてわかりやすいので、汚れが取れたと実感できるのもおすすめなポイントです。

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6.高濃度フッ素配合の「リーチ(REACH)」

リーチ(REACH)
1450 デンタルフロス 50m
価格(税込):731円※検証時

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真野 彩乃

高濃度フッ素配合のフロス。ワックス加工で狭い歯間にも入りやすく、フロス初心者やむし歯予防したい人におすすめ。ノンフレーバー・無香料もありがたいです。

高濃度のフッ素を含んだフロス繊維

「リーチ(REACH)1450 デンタルフロス」は、高濃度フッ素をフロスの繊維に配合しています。歯と歯の間の虫歯が気になる人や、虫歯予防に興味のある人におすすめの商品です。

狭い歯間に入りやすい細めのワックス加工

ワックス加工をしているので、狭い歯間にも入りやすいのが特徴です。歯間部に入れるのが苦手な初心者でも比較的入れやすいです。繊維がしっかりとしていて切れにくいので、初心者でもチャレンジできるかと思います。

試してみると、通常よりも細めのつくりのような感触でした。凸凹のある歯列部位や、被せ物や詰め物のある場所、奥歯の歯間部など、入れにくい場所でも、比較的容易に挿入できそうです。

無香料で使いやすい

「リーチ(REACH)1450 デンタルフロス」はノンフレーバー・無香料なので、香味の好みに左右されません。さまざまな場面で利用できる商品だと思います※。

私は、仕事中や休憩中などにもフロスを使用することがあるのですが、フロスをした後に飲むコーヒーの味が気になることがあります。そこで、飲み物を飲んでいるときにはノンフレーバーのフロスを使うようにしています。

※ 子どもの手の届かない場所に保管してください。

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7.歯ぐきにやさしいソフトな質感「フレッシュ(FRESH)」

フレッシュ(FRESH)
フロスピック 100P
価格(税込):328円※検証時

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真野 彩乃

小ぶりサイズで前歯も奥歯も使いやすい。ふわふわとした素材で、歯ぐきへの刺激が少ない仕様になっています。持ち運びケース付きなので、外出時にもおすすめです!

ふんわり素材で歯ぐきにやさしい使い心地

糸はポリエステルの束でできており、歯ぐきにあたっても刺激の少ない仕様になっています。実際に手で触ってみるとふわふわとした感じです。ポリエステルは、若干切れやすい材質ですが、束になっていることで、容易に切れてしまうことはありません。

歯ぐきへのあたりがやわらかなので、フロスを使っていて歯ぐきを傷つけてしまいやすい人におすすめです。

お口の小さな人にも使いやすい小さめヘッド

ホルダー付きのフロスのなかでは、小ぶりなタイプになります。お口が小さな人にも使いやすいフロスです。前歯に使いやすいF型ですが、小ぶりなため、奥歯でも十分に使うことができます。実際、私はすべての歯にしっかりと挿入できました。

大容量で持ち運びに便利なケース付き

洗って何度か使用することはできますが、大容量パックなので、気軽に新しいものに交換できるのもメリットです。フロスは細かい繊維の集まりでできているため、洗っても歯垢が取れにくいこともあります。新しいものを気にせず使えて、かつ使い勝手がよいのはうれしいですね。

持ち運びに便利なケース付きなので、ポーチに入れておくのもおすすめです。外食中に歯と歯の間に物が詰まったときにも気軽に利用できます。

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8.幅広テープでゴッソリ歯垢を除去「オーラルB(Oral-B)」

オーラルB(Oral-B)
プレミアムデンタルフロス 40m
価格(税込):602円※検証時

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真野 彩乃

テープのように薄くて幅のある形状のフロス。歯と歯の間の面をしっかりと包み込み、汚れを一度でこすり取れます。すっきりとしたクールミント。

平型のテープタイプで隙間に入り込んで汚れをしっかり落とす

「オーラルB(Oral-B)プレミアムデンタルフロス」は、幅の広いテープタイプのフロスです。薄くて幅のあるテープのような形態をしており、歯間の隙間に入れやすく歯間部の歯面をしっかり包み込むため、一度でたくさんの汚れをこすり取ることができます。

ほつれ防止加工もされているので、糸がすぐに切れてしまうこともありません。これまでの糸状のフロスでなんだかしっくりこなかった人におすすめの商品です。

強めのミント味ですっきり爽快

クールミントの香味がしっかり付いています。使用後はすっきりとした爽快感が得られます。フロスを使った後も、ミントの爽快感を味わいたいという人におすすめです。

また、口の中に異物を入れることが苦手な人もいます。ノンフレーバーのフロスを使うと、なんだか気持ちが悪く感じることがある人は、ぜひ試してみてください。ミントのフレーバーで使いやすいと思います。

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9.歯ぐきに刺激の少ないゆるめのフロス「G.U.M(ガム)Y字型」

G.U.M(ガム)
デンタルフロス&ピック Y字型 30本入
価格(税込):418円※検証時

商品詳細はこちら
真野 彩乃

フロスと爪楊枝のようなピックでできた、1本で2役の使用ができるフロスです!ゆるめに張ってあるため、ソフトな使用感で歯面にも沿わせやすく、フロスを使ったことがない人にも◎

歯ぐきへの刺激に配慮したゆるめのフロス

硬めに張ってあるフロスの場合、強く挿入すると歯ぐきを傷めてしまうことがありますが、「G.U.M(ガム)デンタルフロス&ピック Y字型」の場合はフロスがゆるめに張ってあるため、歯ぐきに勢いよく刺さってしまうような心配が少なく、使いやすいです。

ソフトな使用感なので、初めてデンタルフロスを使う人にもおすすめです。

また、フロスがゆるめに張ってあることによって、歯面にしっかりと糸を沿わせやすくなっています。奥歯の歯の面にもしっかり合わせることができます。

奥歯の歯間に入りやすいY字設計

Y字型のハンドルで、奥歯の歯間に挿入しやすい設計となっています。

奥歯は、歯間部の幅が広いため、それだけ汚れがたまりやすくなります。Y字設計で、入れにくい奥歯もスムーズに挿入できます。

Y字のフロス側と爪楊枝のようなピック側でできた、両端が使用できる1本で2役のフロスです。ピックは爪楊枝に比べて細くやわらかいので、歯ぐきを傷める心配なく、気になる食べかすを取り除くこともできます。

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今回のご紹介の商品以外にも
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よくある質問

ここからはフロスについてよくある質問に専門家が回答します。歯や口の中のお悩み解決に役立つ情報なので、参考にしてみてください。

  • フロスはいつ使うのがよいの?

    歯磨きとセットにして行うのがおすすめです。歯磨きの前と後、必ずどちらがよいかという決まりはありませんが、最近では歯磨きの前が推奨されることが多いです。理由としては、歯磨きを先に行うと、まだ汚れが残っている可能性があるからです。

    なにより、フロスを習慣にすることが第一です。1日3度の歯磨きはきちんと行った上で、ふとした時間に気になるところのフロスをする使い方でもかまいません。まずは気がついたときにフロスを行う習慣をつけてみましょう。

  • フロスの使用頻度はどのくらいがよいの?

    フロスはできるだけ毎日使用するようにしてください。冒頭でもお話ししたように、歯ブラシだけでは、6割程度の汚れしか除去できません。

    1日最低1回はデンタルフロスを通すようにしましょう。仕上げ磨き(磨き残しを防ぐために大人が子どもに行うオーラルケア)の場合も同様です。

  • フロスを使うと出血するけれど大丈夫?

    出血する可能性は2つあります。1つ目は「歯ぐきに炎症が起きているから」、2つ目は「フロスで歯ぐきが傷ついてしまったから」です。

    とくにチクチクとした痛みがなく出血しているようでしたら、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。歯ぐきの炎症の原因の多くは歯垢(プラーク)です。フロスでしっかりと歯間部の汚れを歯の根元からこすり取れば、歯垢が除去され、炎症は次第に収まってきます。しっかりとフロスで清掃するようにしてください。

    一方、フロスを入れるとチクチクと痛みを感じる場合は、フロスで歯ぐきを傷めてしまった可能性があります。傷がついて出血している可能性があるので、痛みがなくなるまでフロスはお休みしましょう。フロスの挿入の仕方に問題があるかもしれませんので、できるだけソフトなフロスに変え、なるべく歯科医院で使い方の指導を受けるようにしましょう。

  • フロスは子どもに使ってもよいの?

    フロスは子どもにもぜひ使ってほしい清掃用具です。子どもの歯並びは、隙間が開いているほうがよいと言われているのですが、近年隙間がない歯並びの子が増えています。隙間がないと汚れがたまりやすく、フロスで清掃をしないと虫歯になるリスクが高くなるのです。

    お子様でも使えるフロスがたくさんありますので、ぜひ使うようにしてください。なお、お子様自身に使わせる際には、必ず保護者が見守りながら行ってください。

本記事にて紹介している商品情報は2023/9/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

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