フェムケアにおすすめ商品10選｜デリケートゾーンケアをプロが解説&試してみた

デリケートゾーンの臭いや蒸れ、かゆみなどの不快症状があると、楽しい気分も下がってしまうことがありますよね。

生理周期のみならず、体調や環境の変化でトラブルを起こしやすくなるデリケートゾーン。デリケートゾーンの悩みはまわりの人に相談しにくく、デリケートゾーンのケアについて「どのようケアすればよいのか」「どんな商品を使用すればよいのか」悩まれている人もいるのではないでしょうか。

今回はデリケートゾーンの悩みを解決するフェムケア商品について紹介します。さらに、商品を選ぶ際におさえておきたいポイントや、よくある質問についてプロが解説します。本記事を参考にして、ぜひ自分に合うフェムケア商品を選んでみてください。

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

デリケートゾーンのケア（フェムケア）は必要？

デリケートゾーンは、皮膚が薄くとても繊細で、細菌感染のリスクも高い部位です。そのため、生理中や妊娠中だけではなく、体調や環境などでもトラブルが起きやすくなります。

デリケートゾーンのケア（フェムケア）を行うことは、デリケートゾーンのトラブルでよくみられる、かゆみや不快な臭い、感染症などを防ぐために効果的です。また、最近はエチケットとしてデリケートゾーンのケアを行う女性も増えてきました。

ケアの種類としては、おもにアンダーヘアケアとスキンケアなどがあげられます。

アンダーヘアのケア

アンダーヘアのケアにはおもに、「毛量や長さなどを調整する」「アンダーヘア専用の洗浄液で洗う」の2つがあります。これらのケアによって、不快症状につながる蒸れ・かゆみ・臭いを防ぐことが期待できます。アンダーヘアに対する見た目の美しさを重視する人も増えてきていることから、多くの女性が行っているケアとも言えるでしょう。

デリケートゾーンのスキンケア

デリケートゾーンの臭いや、皮膚のかゆみ・黒ずみなどを予防する方法は、「専用のソープなどで洗浄、保湿を行うこと」です。デリケートゾーンをやさしく洗いあげ清潔に保つだけではなく、商品によっては保湿成分や有効成分が含まれているものもあります。

その他のケア

生理やおりものなどで不快になりがちなデリケートゾーンを清潔に保つためには、「通気性のよい下着を選ぶ」「清潔なナプキンを使用し、汚れたらすぐに交換をする」などを心がけることも大切です。

フェムケア商品のなかには、膣ケア専用のジェルや使い捨てビデ、デリケートゾーン拭き上げ専用のシートなどもあります。これらの商品を併用することで、より不快感などを軽減する効果が期待できます。

フェムケア商品の選び方

デリケートゾーンのケアを無理なく続けるためにも、自分の体質だけではなく、生理周期や生活環境などにあわせた商品を選ぶことが大切です。ここでは、フェムケア商品の選び方について詳しく解説します。

お悩みに合ったケア商品を

デリケートゾーンの悩みや期待する役割によって、選択するフェムケア商品が異なります。

アンダーヘアが気になる人は、アンダーヘア専用の洗浄液やシェービング商品などを選びましょう。デリケートゾーンの肌そのものに、かゆみや黒ずみなどのトラブルを抱えている人は、デリケートゾーンのスキンケアに特化した商品がおすすめです。

また、日頃の蒸れや、臭い、生理中やおりもの時の不快症状などに対しては、外出先でも洗浄できる商品や、自分に合ったナプキンなどを選択しましょう。ご自分の状況に合わせたケア商品を選んで、併用するのもよいですね。

低刺激

デリケートゾーンのケア商品は、刺激の少ない商品を選ぶことが大切です。パッケージに低刺激や弱酸性と記載してある商品は、肌へのダメージを考慮していると言えるでしょう。

商品によっては「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」などと記載されている商品もあります。より、肌にやさしい商品と言えますが、必ずしもすべての人に反応が起きないというわけではありません。

肌トラブルが気になる人で初めての商品を使用する際は、これらの表示を確認した上で、ご自身でもパッチテストを行うことをおすすめします。

配合成分

デリケートゾーンに使用するものだからこそ、配合成分にもこだわりたいですよね。商品を選ぶときは、より自分に合った成分を選ぶようにしましょう。

無添加

商品のなかには、防腐剤のパラベンや合成着色料などが含まれていない無添加をうたったものも多くあります。どのような成分が無添加なのかは商品によって異なるため確認しましょう。

天然成分

自然志向の人は、天然成分やボタニカル成分を多く配合した商品を選ぶのもよいでしょう。香りについても、天然香料のみを使っている商品もあります。植物の力で、やさしくケアをしたい人におすすめです。

期待できる成分が配合されているか

デリケートゾーンの保湿や、臭いなどの対策を徹底したい人には、期待できる成分が配合されているかを確認するのもよいでしょう。

・保湿対策：ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、スクワラン、グリセリン、チャエキス、シアバターなど

・臭い対策：イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウムなど

フェムケアにおすすめの商品10選｜プロが試してレビュー

ここからはフェムケアにおすすめの商品を紹介します。また、とくに気になった商品をプロが実際に試して感想も紹介しますので、ぜひ商品選びの際の参考にしてみてください。

画像	詳細	商品名	おすすめポイント
フェムリサ	詳細はこちら	フェムリサルミナスシルキージェル 300ml	可憐な香りのとろとろジェルで、吸いつくようなうるおいちゅるちゅる肌に。肌へのやさしさにこだわった100％植物性由来成分配合、VIOゾーンに合わせた弱酸性です。さわやかなパッケージも高ポイント。
ロリエ	詳細はこちら	デリケート泡ウォッシュ	きめ細かい泡がデリケートゾーンをやさしくすっきり洗いあげるアイテム。へたりにくい濃密泡が簡単にでき、気になる汚れをしっかり洗い流す。弱酸性・低刺激・無香料・無着色で、幅広い年代の女性におすすめ。
iroha	詳細はこちら	INTIMATE WASH【FOAM TYPE】（インティメート ウォッシュ フォームタイプ）	敏感肌のデリケートゾーンをやさしく洗いあげる弱酸性ソープ。デリケートゾーンをすこやかに保ち、洗った後はしっとりとした肌に。古い角質を洗い流してくれる働きも魅力。
サマーズイブ	詳細はこちら	FEMININE WASH MULTI BENEFIT DAILY BALANCE（フェミニンウォッシュ マルチベネフィット デイリーバランス）	気になる汚れをしっかり洗い流してくれるボディウォッシュ。洗いあがりはさっぱりしているのに、肌はしっとりとした仕上がりに。デリケートゾーンの皮脂は取りすぎず、肌のうるおいを保ってくれるアイテム。
and migu	詳細はこちら	薬用フェムケアウォッシュ（医薬部外品）	デリケートゾーン用洗浄ジェル。Wの有効成分で臭いの元にアプローチし、生理中も快適に。洗いあがりは、リフレッシュハーバルのさわやかな香りですっきり爽快感あり。
フェムフェム	詳細はこちら	フェミニンホワイトサボン（医薬部外品）	天然成分がたっぷり配合された無添加仕立てのやさしい薬用せっけん。肌にも自然にもやさしい設計だから、デリケートゾーンだけでなく気になるバストやワキのケアにも使えて便利。
matsukiyo	詳細はこちら	リエッセ 4本入り	生理の日やデリケートゾーンの不快感が強い日におすすめの使い捨てビデ。120mlの洗浄液で、気になる汚れや不快感もしっかり洗い流すことが可能。コンパクトで持ち運びしやすいのも魅力。
pia jour	詳細はこちら	Woman Soap（ウーマン ソープ）	大人の女性のデリケートゾーンだけではなく全身を洗えるソープ。乳酸菌由来成分配合で、肌を洗いあげ整える。赤ちゃんにも使える肌にやさしい設計もポイント。
Shick Fem	詳細はこちら	シェービングクリーム ウォーターリリー	アンダーヘアのシェービングで、デリケートな肌を傷つけないためのシェービングクリーム。濃厚なテクスチャーで肌をしっかり守り、スムースなそり心地をサポート。アンダーヘアのケアに不慣れな人にもおすすめ。
ソフィ	詳細はこちら	デリケートウェットシート フレッシュフローラルの香り	不快なときもさっとひと拭きすれば、洗ったような爽快感とすっきり感を得られるウェットシート。持ち運びもラクで、いつでも気になるときにデリケートゾーンのケアができて便利。極細繊維配合で、なめらかな肌ざわりが特徴。

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

よくある質問

ここからはフェムケアについてよくある質問にプロが回答します。

すこやかな毎日を過ごすために役立つ情報なので、参考にしてみてください。

• デリケートゾーンの正しい洗い方を教えて

  デリケートゾーンはダメージを受けやすい部分のため、その他の部位に比べ、より丁寧に洗うことが大切です。

  専用のソープまたは低刺激のソープをよく泡立てて、泡で包み込むようにやさしく円を描きながら洗います。その後は洗い残しがないよう、十分にすすぎましょう。

  臭いやかゆみが気になって強く洗ってしまったり、洗浄力の強いソープで洗ってしまったりすると、バリア機能が低下し、雑菌が増殖しやすくなります。そのうえ、肌の乾燥により肌トラブルを起こしやすくなり、臭いやかゆみの原因にもなります。

  ゴシゴシ洗うのは避け、やさしく丁寧に洗うことを心がけましょう。

• かゆみや臭いが続く場合はどうしたらよい？

  フェムケアをはじめたにもかかわらず、症状がさらに悪化するような場合はケアを中止し、なるべく早めに産婦人科や皮膚科に相談をしましょう。

  個人にあった適切なケアについてアドバイスをもらえるだけではなく、場合によっては医師の処方が必要なこともあります。デリケートな部位だからこそ、悪化する前に専門医に相談することが大切です。

お店で買いづらい商品特集

本記事にて紹介している商品情報は2024/5/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。