年齢とともに「肌のくすみ」「毛穴・小ジワ」「疲れて見える目元」が気になってきませんか?今回は40代の肌を明るく見せるメイクのやり方を、人気の実力派アイテムを実際に使いながら紹介します。
40代におすすめのメイクのポイントは「ベースは薄膜で整える、目元は影と光で優しく、頬には血色感、唇にはツヤ」。この記事を読めば、毎日のメイクが自然に今っぽく整います。
イメージコンサルタント/アラフィフ美容家
新谷 智子
本記事にて紹介している商品情報は2025/6/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
- 40代からのメイクのポイント
- 40代には向いていないNGメイク
- 40代向けベースメイクのやり方&おすすめアイテム
- 40代向けアイメイクのやり方&おすすめアイテム
- 40代向けチーク&リップ・ハイライト&ローライトメイクのやり方&おすすめアイテム
- よくある質問
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ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+ 30ml |
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KATE リアルカバーリキッド(セミマット)01 |
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セザンヌ ストレッチコンシーラー 30 オレンジ系 |
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KATE デザイニングアイブロウ3D EX-5 ブラウン系 |
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ヘビーローテーション カラーリングアイブロウEX 04 ナチュラルブラウン |
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MAQuillAGE ドラマティックアイカラー(マルチ)BR744 ショコラミルクレープ |
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D-UP シルキーリキッドアイライナーWP ブラウンブラック |
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セザンヌ チークブラッシュ 03 ミルクモーヴ |
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MAQuillAGE ドラマティックハイライター |
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KATE リップモンスター ツヤバース G04 スパイダーリリー調香師 |
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セザンヌ シェーディングペンシル 01 ウォームトーン |
今回のご紹介の商品以外にも
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40代からのメイクのポイント
40代のメイクで大切なのは「隠す」よりも「仕込む」こと。厚塗りではなく、必要な部分だけを整えて、立体感とツヤをコントロールするのが若々しさの秘訣です。
ここでは各メイクパートの手順とコツを紹介します。詳しくはのちほど写真つきで解説していますので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてみてください。
ベース
厚塗りはNG。下地で色ムラやくすみを整え、ファンデーションはごく薄く塗りましょう。コンシーラーで、クマやシミなど気になる部分だけをカバーします。
アイメイク
ベージュやブラウン系で自然な影を作り、涙袋にハイライトを入れて目元を明るくメイクアップ。アイラインは、まつ毛の間を埋めるように細く引くのが基本です。
眉
やや平行気味に仕上げ、パウダーと眉マスカラを組み合わせて毛流れを生かすと、柔らかく若々しい印象に。
チーク&ハイライト
フェイスラインを引き上げるように、チークは横広に入れます。ハイライトはCゾーンを中心に控えめに入れ、自然なツヤを演出します。
ローライト
輪郭や鼻筋の脇に影を仕込んで、メリハリのある立体感を演出します。
リップ
リップブラシで輪郭を整え、縦方向に塗ってしわをカバー。上品なツヤ感のある色味を選ぶと、顔全体が若々しく見えます。
40代のメイクは「厚塗りで隠す」よりも「仕込みで自然に整える」、そして「濃くする」よりも「光と影で立体感を出す」ことがポイントです。
40代には向いていないNGメイク
ここでは、40代にはおすすめできないNGメイクを紹介します。
マット一辺倒の厚塗りベース
粉っぽさで小ジワが目立ちやすく、立体感が失われます。薄く重ねて、ツヤは部分で足すのが正解。
目尻を下げる太いアイライン
目が小さく見え、疲れた印象に。まつ毛の間を埋める極細ライン+ブラウンがおすすめ。
濃すぎる直線眉
表情が硬く見えがち。パウダーのグラデーションでふんわり、眉マスカラで色なじみを。
40代向けベースメイクのやり方&おすすめアイテム
ここからはベースメイクのやり方とおすすめのアイテムを紹介します。実際に商品を使いながら、ポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
<用意するもの>
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化粧下地
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ファンデ
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コンシーラー
<ベースメイクの方法>
ベースメイクの手順を紹介します。
【化粧下地】
1本で化粧下地・日焼け止め・トーンアップまで叶うタイプを選ぶと時短かつ頼もしいです。
顔全体に薄くのばし、シミやそばかす、肝斑(かんぱん)などでくすみやすい頬はとくにしっかりと。赤みの出やすい小鼻やくすみがちな目まわりは、指でトントンとなじませると自然な明るさが演出できます。
【ファンデーション】
両頬・額・あごの5点に置いて、中心からフェイスラインに向かって、素早く薄くのばします。シミや肝斑が出やすい頬はやや厚めに、その他は薄く仕上げます。
シミやそばかす、肝斑が目立ちにくくなり、立体小顔になり美肌印象が格段にアップします。
口元は動きの多い部分なので、薄づきに塗るのがおすすめです。
これでベースメイクが完成しました。
【コンシーラー】
オレンジ系は青クマにおすすめ。まぶたの影や目の下の青みを自然に消してくれます。シミやそばかすは、肌色に合ったベージュ〜ライトカラーを「ちょん置き」し、数秒おいてから境目をスポンジまたはコンシーラーブラシでぼかすときれいになじみます。
<おすすめ商品>
おすすめのアイテムを紹介します。
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1.血色感トーンアップとUVケアが同時に「LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)」
LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)
UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+ 30ml
価格(税込):3,960円※検証時
UV対策・下地・トーンアップ演出が1本で叶う多機能タイプ。ピンクの光で大人のくすみ色を飛ばし、血色感のある肌色に見せます。
2.高密着セミマットで毛穴カバー「KATE(ケイト)リアルカバーリキッド」
KATE(ケイト)
リアルカバーリキッド(セミマット)01
価格(税込):1,760円※検証時
毛穴や色ムラをふんわり隠し、厚塗り感ゼロ。汗や皮脂に強く、長時間外出してもくずれにくい。
3.青クマに効くオレンジで高密着「CEZANNE(セザンヌ)ストレッチコンシーラー」
CEZANNE(セザンヌ)
ストレッチコンシーラー 30 オレンジ系
価格(税込):660円※検証時
青クマに特化したオレンジ色。フィット感が高く、笑ってもヨレにくい頼もしいコンシーラー。
40代向けアイメイクのやり方&おすすめアイテム
ここからはアイメイクのやり方とおすすめのアイテムを紹介します。実際に商品を使いながら、ポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
<用意するもの>
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アイブロウ
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眉マスカラ
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アイシャドウ
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アイライナー
<アイメイクの方法>
アイメイクの手順を紹介します。
【アイブロウ】
まず眉全体をアイブロウブラシで軽くとかします。
眉マスカラの容器からブラシを抜き、ティッシュで余分な液を拭きます。
毛流れに逆らうようにつけてから、毛流れに沿うように毛の色を整えると、ぐっと抜け感が出て洗練された印象に。
そのあと眉パウダーで足りない部分をグラデーション。眉頭は淡くぼかし、眉山から眉尻は濃くすると自然。やや平行気味にすると若見えします。
ノーズシャドウも自然につなげましょう。
アイブロウが完成しました。
【アイシャドウ】
1つのパレットでグラデーションが完成するタイプを選ぶと簡単。ひと塗りで陰影が出て、時間がない朝も時短できます。
ベージュをまぶた全体に、ブラウンを二重幅に。濃いブラウンを目尻から黒目外側に細く入れ、奥行きを演出。
涙袋の黒目下を中心に、下まぶたにハイライトカラーを入れ、目尻から黒目の外側までアクセントカラーを入れると若々しい印象に。
アイシャドウが完成しました。
【アイライナー】
リキッドタイプの場合は手の甲で試して、筆先を整えます。
アイシャドウ後にまつ毛の隙間を埋めるように細く描くと、自然に目力アップのメイクができます。
目尻は2〜3mm程度のばして切れ長に。
アイラインが完成しました。
<おすすめ商品>
おすすめのアイテムを紹介します。
4.3色グラデで影を仕込む「KATE(ケイト)デザイニングアイブロウ3D」
KATE(ケイト)
デザイニングアイブロウ3D EX-5 ブラウン系
価格(税込):1,210円※検証時
眉頭〜眉尻、さらにノーズシャドウまで1つで完成。立体感で小顔印象を演出します。
5.ふんわり発色で抜け感「ヘビーローテーション」
ヘビーローテーション
カラーリングアイブロウEX 04 ナチュラルブラウン
価格(税込):924円※検証時
髪色になじみやすい発色。軽やかな毛並み感が出てあか抜けた印象に。お湯オフOKなのも助かります。
6.簡単にきれいなグラデーション。40代のまぶたのくすみ色をきれいにメイク「MAQuillAGE(マキアージュ)ドラマティックアイカラー」
MAQuillAGE(マキアージュ)
ドラマティックアイカラー(マルチ)BR744 ショコラミルクレープ
価格(税込):1,980円※検証時
しっとり粉質で指塗りでも簡単にグラデーションが作れます。大人のまぶたも自然に明るく見せ、くすまず発色。
7.極細0.1mmでにじみにくい「D-UP(ディー・アップ)」
D-UP(ディー・アップ)
シルキーリキッドアイライナーWP ブラウンブラック
価格(税込):1,430円※検証時
黒よりやさしく、ブラウンより引き締まる絶妙カラー。極細0.1mmでまつ毛間を自然に埋められる。仕事〜オフまでおまかせ。
40代向けチーク&リップ・ハイライト&ローライトメイクのやり方&おすすめアイテム
ここからはチーク&リップメイク・ハイライト&ローライトのやり方とおすすめのアイテムを紹介します。実際に商品を使いながら、ポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
<用意するもの>
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チーク
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リップ
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ハイライト
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ローライト
<チーク&リップメイクの方法>
チーク&リップメイクの手順を紹介します。
【チーク】
付属ブラシではなく、チークブラシを使うと、テクニックいらずで自然に仕上がります。
ブラシで黒目の外側から耳の中央に向かって横長にふんわり。面長気味の大人顔でも、頬がリフトして若々しい印象になります。チークは血色感と透明感を両立できるメイクアイテムです。
【リップ】
ブラシでリップの山と下唇の底からリップをのせていきます。口角から山、口角から底までつなげるようにのせて、中を塗りつぶします。
縦ジワが気になる方は縦方向に塗るとシワを目立たせにくいのでおすすめ。マットだと老け見えするので、ツヤのあるリップカラーで、清潔感と大人の上品さを。
<ハイライト&シェーディングの方法>
ハイライト&シェーディングの手順を紹介します。
【ハイライト】
Cゾーンハイライト
Cゾーンハイライトは目尻横から頬骨にかけてC字を描き、指でトントン。ハイライト効果で目元全体がリフトアップして見えます。光で立体感をプラス。入れすぎると逆効果なので控えめに。
額のハイライト
額のハイライトはスポンジでなじませながら額中央にオン。自然なツヤで若々しさを演出。鼻筋ハイライトは細く入れてぼかすと、立体感が出て顔全体がすっきり見えます。
【ローライト】
フェイスラインのローライト
耳下〜あごに線を描き、指でぼかします。たるみを引き締め、横顔をシャープに。
鼻筋や小鼻のローライト
鼻筋の側面から目頭にかけてローライトを入れ、小鼻は中心に影を入れて、指でぼかすと立体的な印象に。
これで40代におすすめのメイクが完成しました。
<おすすめ商品>
おすすめのアイテムを紹介します。
8.透け感モーヴで大人の血色を添える「CEZANNE(セザンヌ)チークブラッシュ」
CEZANNE(セザンヌ)
チークブラッシュ 03 ミルクモーヴ
価格(税込):550円※検証時
青みすぎないモーヴが大人肌になじみ、上品な血色感をプラス。オンでもオフでも使いやすい。
9.濡れツヤで立体感UPメイク「MAQuillAGE(マキアージュ)ドラマティックハイライター」
MAQuillAGE(マキアージュ)
ドラマティックハイライター
価格(税込):1,980円※検証時
粉感ゼロで光を置くような仕上がり。ベタつかず上品な若見えの必須アイテム。
10.ツヤ膜で色持ち「KATE(ケイト)リップモンスター ツヤバース」
KATE(ケイト)
リップモンスター ツヤバース G04 スパイダーリリー調香師
価格(税込):1,650円※検証時
食事をしても色落ちしにくい。濃すぎず艶やかでツヤと発色のバランスが絶妙です。
11.線も面も自在に影を仕込む「CEZANNE(セザンヌ)シェーディングペンシル」
CEZANNE(セザンヌ)
シェーディングペンシル 01 ウォームトーン
価格(税込):660円※検証時
線も面も自在。描いてぼかすだけで自然な小顔メイクに。持ち運びもしやすいサイズ感。
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よくある質問
ここからは40代のメイクについてよくある質問に専門家が回答します。
自分に似合うメイクをするために役立つ情報なので、参考にしてみてください。
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コンシーラーはファンデの前後どちらに使うべきですか?
使用するファンデーションの種類によって順番が変わります。
リキッドやクリームタイプのファンデを使う場合は、先にファンデで全体のトーンを整えてからコンシーラーで気になる部分をカバーした方が自然に仕上がります。逆にパウダーファンデを使うときは、先にコンシーラーを塗ることで、パウダーの上から厚塗りになるのを防げます。
40代の肌は乾燥やヨレが起こりやすいため、広範囲に使うよりもシミやクマなど「部分使い」を徹底すると、厚塗り感なくきれいに仕上がります。
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チークの入れ方で若見えしますか?
チークで顔の印象は大きく変わります。40代女性は「頬の高い位置に丸く」入れると幼く、逆に「頬骨の外側だけ」に入れると老けて見える傾向があります。
おすすめは黒目の外側から耳に向かって、やや横長にぼかす方法。顔の横幅を強調することでリフトアップして見える効果があり、面長の方にもおすすめ。
さらに、チークの色は透明感のあるローズやコーラルを選ぶとくすみが飛び、血色と若々しさを演出できます。
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40代メイクのアイラインはどんな色・太さが正解ですか?
黒のアイライナーは目元を強調できますが、40代以降のメイクには黒の硬さやきつさが出やすくなります。おすすめはブラウンやブラウンブラック。目元を引き締めつつも柔らかさが残るので自然です。
太さは極細で、まつ毛の隙間を埋めるように描くのが基本。目尻は2〜3mmほどスッと延長すると、切れ長に見えて若々しい印象に。下まぶたに太く入れると逆に老けて見えるので、目尻1/3程度にごく細く入れる程度で十分です。
本記事にて紹介している商品情報は2025/6/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
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