虫よけを効果的に使いたい

虫よけを効果的に使いたい
  • 気温が高くなると増えてくる、不快な害虫たち。蚊に刺されると強烈なかゆみと腫れに襲われますが、それだけにとどまらず、病原体を運んできてしまうことがあります。近年はマダニによって媒介される「マダニ媒介感染症」により死者が出ています。虫よけをうまく活用し、自分自身を害虫から守りましょう。
    虫よけには様々なタイプがありますが、ムラなく塗り広げること、こまめに塗りなおすことが重要なポイントです。

医薬品の虫よけ

  • 主成分である「ディート」は効果が高いですが、皮膚に対する刺激性は弱く、安全性の高い成分です。医薬部外品の虫よけはディートを10%までしか配合できませんが、医薬品の虫よけはさらに濃い濃度まで配合できます。
    ディート剤は蚊だけではなく、ブヨやアブ、マダニやトコジラミ、ヤマビルなど多くの害虫に効果を発揮します。ヤマビルに噛まれた時は無理に引きはがさず、ディート剤配合の虫よけをスプレーすると無理なく取ることができます。ディート剤をお使いの際は、使用方法や使用上の注意を守り正しくお使いいただくことで、安心してご使用いただけます。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
  • ★マダニ対策★

    マダニは野山に生息しているため、登山やキャンプなどの際には特に注意しましょう。
    マダニにはディートを含む虫よけが効果を発揮しますが、汗などで剥がれ落ちてしまうのでこまめに塗り直すことが大切です。
    虫よけの使用は必須ですが、長袖・長ズボンの着用で肌の露出を抑えるようにし、極力肌が草木に触れないようにすることも重要です。

医薬部外品の虫よけ

  • 虫よけスプレーは、楽にまんべんなくスプレーできるのが特徴です。缶をよく振って、お肌から10~15cm離し、適量をスプレーしてください。虫よけ成分が皮膚にしっかり付着するよう、まんべんなく塗り広げるとさらに効果的です。顔や首筋に使うときは、手のひらに一度スプレーして、目や唇の近くを避け、ローションを塗る要領で肌につけます。
    また、スプレータイプの他に、液体を噴射する霧吹きのような「ミストタイプ」、手で塗り広げる「ジェルタイプ」というように、形状も様々です。使うシーンに合わせて選ぶのも良いでしょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
  • Q1.「服の上からOK」の虫よけは本当に大丈夫?

    A.ディートを含む虫よけは、皮革製品、和装品、ストッキング等のポリウレタン配合衣類には変色のおそれがあるので使用しないでください。また、ウール、スパンコール、腕時計等のプラスチック製品にはかからないようにしてください。詳細は製品の使用上の注意をご確認ください。

  • Q2.虫よけ成分は人体には影響はないの?

    A.ディートは、皮膚への刺激性が弱く、毒性もきわめて低いとされています。しかし、大量に吸い込んだり、誤飲してしまうと体に害が出る可能性があります。ディートには、小児に対する使用上の注意として、顔には使用しないこと、生後6ヶ月未満の乳児には使用しないこと、2歳未満の幼児では1日1回、2歳以上12歳未満の小児では1日1~3回の使用にとどめることなどがあります。詳細は製品の使用上の注意をご確認ください。

虫を寄せつけない空間をつくる虫よけアイテム(医薬部外品の商品)

  • 肌に直接塗って虫刺されを予防するアイテムのほかに、虫が嫌がる成分を空間に噴射して虫よけできるアイテムもあります。
    置き型タイプや吊るすタイプ、スプレータイプなど様々なタイプがあります。より快適にするためにご自身にあったものを選びましょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

虫を寄せつけない空間をつくる虫よけアイテム(医薬部外品以外の商品)

  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

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