湿疹・虫刺され・あせも

湿疹・虫刺され・汗疹
  • 湿疹や皮膚炎に伴う痒みの薬には非ステロイドのかゆみ止め、ステロイドのかゆみ止め、ステロイドと化膿止めの配合剤に大別されます。傷やジュクジュクしている部分にはステロイド単独では使用できないため注意が必要です。
    基本的には対症療法であり、金属との接触やストレスなどが原因であればその原因を特定して治療する必要があります。アトピー性皮膚炎や抗真菌薬が必要な湿疹もあるので、なかなか治らない場合は医療機関で相談しましょう。
    あせもは原因さえ知ってしまえば予防するのはそんなに難しくありません。かゆみ止めの薬といっても様々です。なんとなく適当に使うのではなく、原因や症状に合わせて適切なものを選びましょう。

湿疹・皮膚炎

  • 抗ヒスタミン剤やステロイド剤の外用薬を使用して炎症や痒みを抑える薬です。痒みや炎症は免疫系が過剰に反応することで発生しますが、これらの薬は、その免疫系の反応を抑えることで痒みを抑えます。免疫を抑えてしまうため、感染症や化膿の可能性がある傷や粘膜にはそのままでは使用できません。傷を伴うかゆみに使うために抗菌剤を配合した痒み止めもあります。内服の抗ヒスタミン薬も広範囲の痒みなどには効果的です。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

虫刺され

  • 強いかゆみを発する虫刺され。抗ヒスタミン剤やステロイド外用薬を中心に、アルコールやメントールなど清涼感を与えるものや、リドカインのような即効性のある局所麻酔剤が配合されます。かきむしって傷にしてしまうお子様にはパッチ剤が有効です。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

あせも

  • あせもとは、汗を出すための穴が詰まって、皮膚の中に汗がたまってしまうことで発生します。汗疹(かんしん)とも言います。あせもは予防がとにかく大切。実はかゆくなってしまった時の薬の使い方にも十分注意が必要なのです。あせもそのものは汗の出口に詰まってるものを洗って落とすことができれば回復します。かゆくなり始めたら非ステロイドのクリームなどを使います。掻き壊してしまうほどかゆみが強い時にはステロイドの外用薬も必要になりますが、ここまでにならないように気を付けましょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
  • ベビーパウダーを使う時は

    肌をさらさらにしてくれるベビーパウダーは、あせも予防によく使われています。お風呂上がりや、赤ちゃんのおむつ替えの後などに使用されますが、すでにあせもができているときは、パウダーにより汗口や毛穴が塞がれて逆効果になってしまうため、控えたほうがいいでしょう。

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