健康な歯を保ちたい

健康な歯を保ちたい
  • 虫歯の放置で細菌により神経まで破壊されると、最終的には治療で歯を維持することが困難になり抜歯という結果になってしまいます。
    歯を失うことになってもインプラントによって歯を再建することができますが、自分の歯で生きていくことができればそれに越したことはありません。高額な治療費に加え口腔内の手術を伴うため絶対に安全とは言えませんし、施術後もインプラントの状態確認やメンテナンスなども必要になります。
    また、歯周病や噛み合わせの問題を放置することは肩こりや頭痛などの原因になったり、不眠や感染症、糖尿病にまでつながっています。
    歯科や口腔外科での治療が必要な状態になる前に、歯を失ってしまうようなことになる前に、日ごろのケアで「歯の健康」を保つことができる商品がたくさんあります。
    「歯の健康」のトラブルは重大な疾患を招く可能性があることを知り、日頃からのオーラルケアをしっかり行うことと、定期的な歯科検診が大切です。

毎日のフッ素ケア

  • 虫歯の原因は、歯垢(細菌のかたまり)です。この細菌が食べかすに含まれる糖分をエサとして増殖していき、数時間後に酸を産出し、この酸が歯の表面を溶かします。
    初期であれば、唾液の力で修復がおこなわれ(再石灰化)、元の健康な歯の状態に戻りますが、食生活の乱れ、歯のケアを怠ると修復出来ずに虫歯は悪化します。再石灰化の際にフッ素が豊富にあると歯の修復が促進され虫歯になりにくくなります。
    フッ素を高濃度に配合した歯磨きや洗口液、ジェルなどで毎日ケアすることで効果的に虫歯を予防することができます。歯にフッ素が過剰沈着するフッ素症を防ぐため、年齢によって適正な濃度や使い方があることに注意しましょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。
  • ところでフッ素って安全なの?

    虫歯を作る菌の酸によって溶かされたり、研磨剤などで傷ついた歯は「再石灰化」という仕組みによって再生されますが、この際にフッ素が必要です。
    歯磨きやデンタルリンスなどに含まれているフッ素ですが、虫歯予防の効果があるとはいえ口に入れるものである以上は飲み込んだ場合の影響が気になる人もいらっしゃるでしょう。
    フッ素そのものは自然界に多く存在しており、通常の飲食物にも含まれています。実はフッ素の過剰摂取により「フッ素症」という、歯に茶色の斑点やシミができる症状が出ることがあります。これは6か月~5歳くらいまでの歯の発生期にフッ素を過剰に摂取すると起こります。

    そこでフッ素には適正摂取量が設定されており、歯磨きなどのデンタルケア用品のフッ素は適正量に大きく影響しない範囲になるように決められています。
    大人向けの歯磨きとしては1450ppmまでのものが多く販売されています。子供向けの歯磨きジェルなどは500~950ppmほど。洗口液や歯磨き後のジェルは100ppmほどに抑えられています。

    フッ素症が軽症であれば審美的な問題だけで済みますが、重症だと歯の性質そのものに関わってくるので注意が必要です。これもあり、日本では歯磨きなどへのフッ素の配合量と使用年齢を以下のように制限しています。

    ・歯磨き
    フッ素濃度は最大で1500ppmまで。6歳未満は1000ppm以下のものを使うこと。飲み込まず、必ず吐き出してうがいをする。

    ・洗口液
    フッ素濃度は最大で225ppmまで。4歳未満の子供、ブクブクうがいができず飲み込んでしまう可能性がある人は使用できない。使用後は吐き出すだけで良い。

「歯周病」を未然に防ぐ

  • 「歯みがきしていると血が出ている…」「なんだか歯ぐきが赤く腫れている」「口臭も気になる」といった症状はもしかしたら歯周病のサインかもしれません。歯肉炎の進行したものが歯周病になり悪化すると歯が抜けてしまいます。
    歯周病を予防するのに効果的なのは、歯磨きにより歯垢をしっかり落とすことです。また、マッサージするように歯磨きをして血流を促すことも重要です。毎日の歯磨き、口腔ケアを大切にしましょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

知らずにいると大変な「歯肉炎」とは・・・

  • 歯肉炎は、口中の細菌が原因で起こります。口内環境をしっかりと清潔に保てている時は大丈夫ですが、歯磨きが不十分な状態が続くと、菌が歯と歯肉(歯茎)の境目周辺に付着し、増殖。これが歯垢となり、時に歯周病と同じような、歯石ができることも。歯肉の表面に付着した細菌は、歯肉の内部に侵入しようとし防御する際に炎症が起こり、歯肉のみにとどまっている状態が「歯肉炎」です。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

「キーン」と鋭い痛みの知覚過敏

  • 知覚過敏の症状で特徴的なのは、痛みが一過性で、冷たい水や摩擦などによって誘発されるということです。また、知覚過敏は歯と歯茎の境目が削れてしまう「くさび状欠損」が見られることも特徴の一つです。何もしていないのにズキズキ歯が痛い場合や、刺激を除去しても痛みが長引く場合は、知覚過敏ではなく虫歯など、他の病気が原因である可能性も考えられます。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

ブラッシングの前のフロスを習慣化しよう

  • 歯と歯の間や歯ぐきの奥の方など、歯ブラシが届きにくい空間は多いものです。実は歯ブラシで取り除けるエリアは50~60%程度と言われていますが、ブラッシング前にフロスを使うことで大幅に除去率が上がります。また、隙間に溜まった歯垢が口臭の原因にもなるため、エチケットの観点からも積極的にフロスを活用していきましょう。
  • ※本記事にて紹介している商品情報は2023/12/1時点のもので、商品リニューアル、価格変更、製造・販売中止、在庫切れの可能性もありますのでご注意ください。

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