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FEM COLUMN②VIOゾーンは専用ソープで優しくケア

2025/5/12

VIOゾーンは話題にしにくい……

近ごろでは会社で生理休暇の制度を取り入れたり、学校などでナプキンの無償配布が行われたり、フェムケアやフェムテックの商品やサービスが増え、女性の健康に関する悩みに社会もサポートしていこうという考えが広まりはじめていると思います。
しかし、なかなかその話題を大っぴらにすることができないのが現実。VIOゾーンの悩みというのは感じたことはあっても誰かに相談したり、緊急性を感じにくいために何も対処していないという人がほとんどだそう。多くの女性がVIOゾーンの悩みを感じている一方で、フェムケアの認知は遅れたまま。それでは何も解決しないし、現状は変わりません!
そこで、今回はFEM COLUM第2弾としてフェムケアのファーストステップともいえるVIOゾーンの洗浄について考えていきましょう。

VIOゾーンの皮膚は顔や体とはちょっと違うんです

なぜ今回フェムケアのファーストステップとして洗浄をあげたかというと、VIOゾーンの皮膚は体のほかの部位と比べても刺激にとっても弱い部分のため。毎日の洗うという行為にも気をつかってほしいのです。
みなさん、VIOゾーンはどのように洗っていますか? ①シャワーのお湯だけ洗っている、②ボディソープで洗っている、③専用のソープで洗っている。この3つが多いかなと思いますが、できれば女性のみなさんには③を選んでいただきたい!
VIOゾーンの皮膚というのは顔の中でも皮膚が薄いと思っているまぶたよりもずっとずっと薄いのです。そのため刺激にも弱い。さらに健康的な肌のpHは弱酸性ですが、VIOゾーンのpHはより酸性に近い弱酸性なのです。特にIゾーンには「酸性よりの弱酸性」の洗浄剤を使用するのがベストと言われています。VIOゾーンにおいて肌本来の力を最大限に活かすためには、pHバランスや清潔を保つことが大事です。そのため、VIOゾーン用の洗浄剤というのもケアとして重要視していただきたいポイントなのです。

VIOゾーンも専用の洗浄剤を!

髪はシャンプーやトリートメントなど髪用のケアを、顔は洗顔料からはじまるスキンケア、体もボディソープで洗いボディケアとそれぞれ専用のアイテムを使ってケアをしていると思います。VIOゾーンは身体のなかでも大事な部分ですから、ほかの部位と同じようにパーツに合わせたケアをしていただきたいのです。
VIOゾーンの悩みは、しょうがないと諦めている人もいるかもしれませんし、VIOゾーンにも専用のケア用品があるのは知っているけど今の自分には必要ないというかたもいるでしょう。でも、ここまでVIOゾーンのことを知れば、専用のケアアイテムを使う意義を見出せるはず!

VIOゾーン専用洗浄剤を使うメリットは

VIOゾーンは先にもお伝えしたように、pHが酸性よりの弱酸性です。そのため、洗浄でもpHのバランスを崩さないためのサポートが必要です。VIOゾーン用洗浄剤の場合、多くはVIOゾーンのpHに合わせた弱酸性で肌環境を整える設計になっています。一般的なボディソープではしみる・刺激があると感じている場合も有効です。VIOゾーンの皮膚はとても薄いため、摩擦などの刺激も影響しやすいところ。そのため、専用洗浄剤では泡タイプや泡立て不要のジェルタイプが採用されることが多く、摩擦感を抑える工夫がされています。
そして、VIOゾーンの悩みで多くあげられるのが「におい」「かゆみ」「黒ずみ」。これらの悩みへのファーストアプローチとしても有効と考えられているのが専用洗浄剤の使用です。肌環境を整えることが、トラブルを軽減することに繋がるのですね。

種類と使用法

VIOゾーン用の洗浄剤は泡タイプ、リキッド、ジェル、オイル、固形石鹸などタイプはさまざま。泡タイプは泡立てる必要がなく、摩擦感を抑えられるので近年人気の高いタイプです。リキッドは泡立てやすいので、泡立てが苦手な人でも簡単に泡が作れます。ジェルやオイルタイプは液体でも厚みがあり、ジェルも泡立て不要タイプが増えており、摩擦レスで手軽に使えるのがいいところ。保湿力を求める人にもおすすめです。
タイプはそれぞれのライフスタイルやお悩み、好みに合わせて選ぶようにしましょうね。
そしてここからはVIOゾーン専用洗浄剤の基本の使用法。まずはVIOゾーンに負担をかけないように洗浄剤をしっかり泡立てます。泡タイプのソープは出てきた泡をそのまま使ってOKです。
次はVIOゾーンをぬるま湯でぬらし、Vラインから泡をのせ、やさしくさするように洗います。汚れがつきやすいアンダーヘアは円を描くように丁寧に洗いましょう。次は太ももの付け根部分からIライン。そして性器はヒダ(小陰唇)を少しめくるようにして指の腹でやさしく洗い、最後は肛門を洗います。擦ったり強い力で洗ったりすることがないように常に“やさしく”を心がけて洗いましょう。泡を流せば完了です。

「matsukiyo FEMRISA」の洗浄剤をご紹介!

女性のお悩みに寄り添うブランド「FEMRISA(フェムリサ)」にも、もちろん洗浄剤がございます。ジェルタイプの「matsukiyo フェムリサ ルミナスシルキージェル」と泡タイプの「matsukiyo フェムリサ プロテクティブモイストムース」の2タイプ。
なかでも今回は初心者さんにもおすすめのワンプッシュで簡単にふわふわ泡が作れる「matsukiyo フェムリサ プロテクティブモイストムース」を紹介します。

【matsukiyo フェムリサ プロテクティブモイストムース】

VIOゾーンのpHと同じ弱酸性の濃密泡ウォッシュです。泡立て不要のポンプタイプで、簡単にキメの細かいふわふわの泡を作ることができますよ。ムース状の泡は摩擦の軽減にも役立ちます。
やさしい洗い心地で、洗い流したあともうるおい感のある仕上がりです。汚れや古い角質を洗い流すことでくすみケアにもなり、清潔を保つことでにおいケアも叶います。
香りはみずみずしいフレッシュペアーの香りで、バスタイムに華やかなムードをプラスしてくれます。
そしてこの商品はパウチタイプの詰め替え用も販売しているので、毎回ボトルを購入しなくていいのも良いところ。

すでにVIOゾーン用のソープを使用しているかたは、ぜひ自身で選んだアイテムでケアを続けてください。しかし、まだまだ普及率が低いVIOゾーン用の洗浄剤。毎日のバスタイムで使える専用ソープは、VIOゾーン用のケアアイテムのなかでも1番手軽に取り入れられるアイテムだと思っています。私自身も初めに手にしたフェムケアアイテムは専用のソープ。専用の洗浄剤を使うだけで、こんなにも違うのか! と使ってみてはじめてその良さを感じられたのを今でもよく覚えています。そのため、今まで使ったことのない人には、ぜひ使ってみていただきたいのがVIOゾーン用の洗浄剤です。今の私にとっては、毎日のスキンケアと同じように生活に欠かせないアイテムです。
VIOゾーンのにおいやかゆみに悩んでいる人は、まずはVIOゾーン用の洗浄剤を使ってみてください。それだけでも、きっと悩みの解消につながるはず。

数年前はVIOゾーン用の洗浄剤が身近なドラッグストアで買える未来が来るなんて、想像すらできませんでした。そう感じるほど、日本のフェムケア認知は遅れています。しかし、想像すらしていなかったことが起きている今はもう次のフェーズ。素敵な未来を生きる日本の女性のみなさん、VIOゾーン用の洗浄剤はきっと生活の質や多幸感を高める一品にもなってくれるはず! これから、という人はぜひトライしてみてください。

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